コンプレックスを、楽しもう

食べ過ぎ可!無理せず続くダイエット

2015.12.10 THU


食べる量を減らして消費カロリーを増やすこと。これはダイエットの基本中の基本ですが、わかってはいても、これを続けるのは至難の業です。食べることが好きなためぽっちゃりになったという人の場合、その生活習慣をあまり極端に変えてしまうと、ストレスの原因になり、かえって体に良くありません。太ってしまう本当の原因は、単なる食べ過ぎや運動不足だけではないのです。その仕組みを知って、少しの努力で大きな効果を出しましょう!

●太るメカニズムに大きく関わっている血糖値
人間は食べ物からエネルギーを吸収します。エネルギーは糖の形になって血液中に入り、全身に運ばれます。これが全て消費されているうちは、バランスが取れているので、太ることは理論上ありません。逆に消費するエネルギーのほうが多ければ痩せていきます。最もシンプルなダイエットの考え方です。

食事をすると、その直後から30分くらいで血糖値が上昇し、やがて体の活動によって消費され、徐々に下がっていきます。しかし、食べ過ぎてしまったり、運動不足などが原因で、消費しきれない糖が余り、それが脂肪となって蓄積されます。つまり、太ってしまうということです。

●血糖値を上昇させなければ太らない
食べた直後から血糖値の上昇は始まりますが、実は食べるものによって上昇スピードに大きな差が出ます。同じ量を食べても、血糖上昇のスピードが遅い食べ物であれば、血糖値が上昇する前に活動で消費される量が多くなるので太りにくいのです。そのスピードを示す数値が、GI値です。GI値が高いものは速く血糖値を上昇させ、低いものはゆっくりと血糖値を上昇させる特性を持っています。つまり、GI値が低い食べ物を選んで食べるようにすれば、食事制限をしなくても太りにくくなるのです。

●意識することで太りにくい食生活に
ダイエット食というと、どうしても野菜類が多くなるのでは? と思われがちですが、それだけだと満腹感が得られにくく、続けるのが難しくなります。しかし、GI値が低い食品の中にはしっかり満腹感が得られるものも多く、続けやすいのです。

例えば、サツマイモや蕎麦。どちらも炭水化物が多く含まれているので太りやすい食べ物だと思われていますが、それぞれジャガイモやうどんと比べるとGI値が低く、ダイエット向きです。他にもライ麦パンやプリンなども、実はGI値が低く、太りにくい食べ物です。逆に、ちょっと意外なものが高GI値です。ジャガイモ、人参、サトイモ、イチゴなどは高GI値です。特に人参はダイエット向きに見える野菜ですが、GI値が80でかなり高めです。野菜を食べる食生活を心がける際に、GI値が高いものをあまり多く食べないようにするのもダイエット成功のコツなのですね。

こうしたダイエット法を「低インシュリンダイエット」と言います。比較的有名なダイエット法ではありますが、その仕組みをしっかりと理解して取り組んでいる人が意外に少ないと言われています。ダイエットに限らず、自分が取り組んでいることがどのような理屈で効果があるのかを理解しながら取り組むと、より効果が大きくなることが分かっています。「この食生活なら無理なくダイエットできる。確実に効果が表れる」という自信を持って、取り組みを始めてみてはどうでしょうか。

(enJOY Complex編集部)


記事提供/『エンジョイコンプレックス』

取材協力・関連リンク

関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト