寂しい聖夜は“愛の配達人”に変身する!?

ぼっち必見!Xmasはサンタになろう

2015.12.11 FRI


「サンタを呼ぶ」場合は、2000円とプレゼントを各家庭で用意する(プレゼントは事前にチャリティーサンタに届けておくか、当日玄関前に置いておき、サンタから子どもに手渡してもらう仕組み)。この2000円は“チャリティー金”として、世界中の困難な状況の子どもに贈られるという。応募できる地域外の人にはサンタからの手紙を送るサービスも
もうじきクリスマス。「恋人もいないし、今年はひとりの寂しいクリスマスになりそうだなぁ」…なんて、早々に“クリぼっち”が決まっている人もいるだろう。そんな人は、いっそ愛を届ける側のサンタクロースになってみては?

NPO法人チャリティーサンタは2008年より、ボランティアスタッフがサンタに扮し、全国の子どもたちにプレゼントや手紙を届ける活動をしている。今年は約2000人のサンタが、クリスマスイブに約5000人の子どもを訪ねる予定だとか。この「サンタ」役は現在も募集中なのだ。

「サンタになる」って、具体的にどんな活動をしているのか、チャリティーサンタ代表のきよすけ夏輝氏に話を聞いた。

「サンタさんには、数人のグループになって依頼のあったお宅を訪問してもらいます。『メリークリスマス!』とドアを開けて入ったら、プレゼントを渡してあげて。後は、その子どもが1年間頑張ってきたことを褒めてあげたり、来年目標にしていることを応援してあげたりするんです。子どもは『サンタさんがずっと見守ってくれていたんだ!』って、とても喜んでくれますよ」

もちろん子どもたちの情報は、事前に両親から話を聞いておいたもの。他にも、講習会を開いてロールプレイをするなど、立派なサンタになる準備は万全だ。よくある質問集なんてアイテムもあるという。

「例えば、子どもに『トナカイはどこにいるの?』と聞かれたら、『近くの公園にいるけど、魔法がかかっていてサンタにしか見えないんだ』と答えてみたり。そうすると、へぇ~って納得してくれるんです」

そんな子どもの反応が、チャリティーサンタには何よりのご褒美だという。以前にきよすけ氏が訪ねた家では、子どもがビックリして固まってしまったとか。その後、チラッ、チラッとお母さんの方を見ては、“これサンタさんだよね!?”と尋ねるような表情がとても愛らしかったそうだ。

「マンション住まいで犬が飼えないのに、『僕は犬が欲しいと思っているから、サンタさんが絶対に連れてきてくれる!』と、信じて止まない子どももいました。そんな時はケージと犬のぬいぐるみを用意して、『さっきまでこの犬は生きていたんだけど、このお家では飼えないって知って、ぬいぐるみになってしまったんだよ。ビックリだ!』なんて話したこともありました。それを子どもが真剣に聞いてくれる様子に、何とも心が温まりました」

実はサンタには、もうひとつ“ご褒美”がある。グループでひとつのミッションをやり遂げるというイベントだけに、当日はメンバー間での交流も深まるようで…。

「クリスマスムードの中で一緒に行動すると、誰もが仲良くなれるみたいですね。その後も忘年会や新年会をしてみたり、友達づきあいが続いたりしている人も多いようです。チャリティーサンタが縁になって結婚する人もいますよ。私が把握しているだけでも、過去のイベントがきっかけになって、今年7、8組はゴールインしたんじゃないかな」

チャリティーサンタに応募するのは、20 ~30代の男女が中心。クリスマスに自分の時間をボランティアに使おうと考える、心優しい人たちばかりだ。今年の募集も締切間近。興味があれば早めに申し込みたい。

(丸田鉄平/H14)

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