25歳、42歳、61歳…でも悪いことばかりじゃない!

仕事的にNG!?変わり種厄払い5選

2016.01.15 FRI


全国の神社には、「厄除祈願」の絵馬を置くところも少なくない。写真の「厄」の文字はくりぬけるようになっており、「厄」の文字部分を外して専用の箱に「落とす」のだという 画像提供/YNS/PIXTA(ピクスタ)
不吉な予感漂う「厄年」という言葉の響き。男性の場合、一般的に本厄は数え年で25歳、42歳、61歳とされ、この年はとりわけ凶事や災難に注意すべしといわれる。ところが、地域や業界によっては、厄年を迎えたことを逆にプラスにとらえたり、厄払いに引っ掛けた「祝い事」を行う習慣もあったりするらしい。

そんな、厄年、厄払いにまつわる知られざる豆知識を紹介しよう。

■福島県伊達市では厄年の人 が洗剤を贈る
福島県の福島市や伊達市では、厄年の人が 近所に洗剤や石鹸などを配って回る習慣がある。文字通り、「厄を洗い流す」との意味が込められていて、贈答用の洗剤に「厄流し」などの熨斗(のし)をつけ、知人や職場の同僚に贈るという。

■芸能人は厄払いをしない!?
芸能界では厄払いすると「役を払う」ことになり、縁起が良くないとされるそう。そのため、厄年を迎えても厄払いをしない役者は少なくないのだとか。

■お正月を2回やって、厄年が過ぎたことにしてしまう地域がある
一部地域では、「年重ねの祝い」と呼ばれる、独特の厄払いの風習が残っている。通常の正月とは別に「2回目の正月」を行うことで、早々に厄年が過ぎたことにしてしまうという。2月1日に雑煮を食べ、門松を立てて本当の正月のように祝うのだとか。

■厄年に生まれた子どもは、一度「捨てる」ことで厄を落とす?
神奈川県の一部地域などには、「拾い親」という呪術的な俗信が伝わる。親の業や厄を子どもに背負わせないため、「産まれた子どもをいったん捨て、他人に拾わせる」というものだ。乳幼児の死亡率が非常に高かった時代の習慣で、何とか元気に育ってほしいと藁をも掴む思いの親心がうかがえる。

■厄年はもう古い? 科学に基づく「新厄年」という考え方
新厄年とは、健康食品メーカー・エバーライフの年齢研究所がかかげる、新しい厄年の考え方。「厄年=健康を害しやすい年齢」ととらえ、科学的見地から現代に則した厄年を提唱している。同研究所では75万人のデータをもとに、がん、脳梗塞、認知症などの7疾患が発症しやすい年齢を分析。発症率が上昇する男性24歳(女性25歳)、37歳(同39歳)、50歳(同52)歳を新厄年、男女とも最も上昇率の高い63歳を「新大厄」としている。少しでも体のことを考えるきっかけになりそうだ。

様々なものがあるが、これも先人たちがその経験を後世に残してくれようとしたもの。信じるか信じないかはみなさん次第ではあるが、少しでもポジティブに考えようとするのは悪くなさそうだ。
(榎並紀行)

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