具材の出汁をたっぷり吸ったご飯は極ウマ!

世界最上級の「米料理」のお味は?

2016.01.22 FRI

グルメ男子、1号店をゆく


パエリアやマリネのほか、オススメは「タコのガリシア」(1280円)、「チュロスとホットショコラ」(580円)だとか。ちなみに日本オリジナルメニューも提供する2号店は、横浜に3月オープンだそう。住所:東京都渋谷区千駄ヶ谷5-24-2 新宿タカシマヤタイムズスクエア レストランズパーク 13F、営業時間:11:00~23:00(L.O.22:00)
食のトレンドを追うには“1号店”を試してみるのが手っ取り早いに違いない! という仮説のもと、今回訪れたのは、スペイン発日本初出店のパエリア専門店「ミゲルフアニ」。新宿タカシマヤ タイムズスクエアの13階に、2015年11月下旬にオープンしたばかりのこちらのお店は、パエリア職人世界一を決める「スエカ国際パエリアコンクール」で2014年に優勝した若手シェフ、パコ・ロドリゲス氏が手がけるお店だ。

「味はもちろん、お焦げやお米の硬さ、色、食材の配置まで、厳正な審査があるコンテストで優勝しただけあって、味は確か! レシピから作り方まで本国のものを忠実に再現しています。また、ワインやタパス(小皿料理)、ここでしか味わえないスペイン産ワインなど、スペインの食文化をたっぷりお楽しみいただけます」

こう語るのは店長の菅原巧介さん。注文を受けてから炊きあげるパエリアは出てくるまでに時間がかかるが、ワインとタパスで待ち時間を楽しむのがスペイン流だとか。そこで早速、「ムルシア風マリネ」(580円)をオーダー。トマトとツナ、キュウリが入っていて、ほのかな酸味を感じるお味は、日本人好みといえそう。それに合わせるのは、日本ではこちらの店でしか飲めない赤ワイン「セニョリオ デ グアヂア ネハ グランレゼルバ」(グラス900円/ボトル5400円)。フルーティで飲みやすく、ライトなタパスにも合う。

そうこうしているうちに、主役の「バレンシア風パエリア」(1780円 ※写真は2人前)がジュージューと賑やかな香ばしさを振りまいて運ばれてきた。

「ウサギやエスカルゴ、白インゲン豆など、スペインならではの食材がふんだんに入っています。もんじゃ焼きのように、スプーンでお焦げを削り取りながら、みんなでつついて食べるんですよ」

菅原さんの指示に従い、アツアツのうちにハフハフ。…すると驚くのが、濃厚な“うまみ”だ。具材を煮込んだスープでご飯を炊くため、しっかりと出汁が染みこむのだとか。お焦げの香ばしさがいいアクセントになる。そしてホロホロに煮込まれたウサギ肉に、プリプリとした食感のエスカルゴ。さらに白インゲン豆は栗かと思うような食感で、実に“華やか”な食事だ!

「日本のご飯料理とはちょっと印象が違いますが、このおいしさならきっと日本でも受け入れていただけると考えています。おかげさまで連日満席です。デートにはぴったりのお店だと自負していますよ」

菅原さんオススメの誘い文句は、「世界一のパエリアを食べない?」だそう。確かに期待を裏切らないほどのおいしさのインパクト。ご飯料理の概念が覆るかも?
(吉州正行)

■グルメ男子、1号店をゆく 第2回

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