Appleパソコンの壁紙や睡蓮の池etc.

ここは日本?隠れ絶景スポット5選

2016.01.23 SAT


スイレン科のヒツジ草の間を縫うように泳ぐコイが絵になるモネの池 写真:俺の空 / PIXTA(ピクスタ)
昨年は「明治日本の産業革命遺産」が世界文化遺産となったことも手伝い、独特な景観の軍艦島(端島炭坑)は大勢の観光客でにぎわった。また、「日本のマチュピチュ」と呼ばれる竹田城など、今まで知られざる美しい景観がCMや写真集などで注目されることも多い。そこで、近年話題となった隠れ絶景スポットを調べてみた。

■白金青い池(北海道美瑛町)
2012年にAppleのノートパソコンで壁紙に採用され、その美しさが世界中で賞賛された「白金青い池」。もともと火山災害を防ぐために平成元年に完成した堰堤(小規模なダム)で、アルミニウムを含む地下水と美瑛川の水が混ざり合って、独特の青色に見えるという。早朝には池一面が青く染まり、その中に立ち枯れたカラマツなどが幻想的な光景を生み出す。

■モネの池(岐阜県関市)
クロード・モネの代表作として知られる「睡蓮」。その世界に迷い込んだようだと、注目を集める名もなき池がある。以前から口コミによって写真家の間で噂されていたが、2015年秋頃から一気に人気に火が付いた。場所は根道神社のほとりで、常に山からの湧水が流れているため、見るものを圧倒するように青く、どこまでも透きとおっている。池に棲むコイが“まるで空中を泳いでいるようだ”という声も。

■日本のチロル(長野県飯田市)
オーストリアとイタリアにまたがるチロル地方といえば、アルプスの麓に美しい自然が広がる、世界に名だたる観光地。それによく似た景観が広がることから、地理学者の市川健夫氏によって“日本のチロル”と名付けられたのが「下栗の里」だ。2009年に「にほんの里100選」に選ばれ、2011年に「サカイ引越センター」のCMに登場したことで観光客が激増。南アルプスの山間にある最大傾斜38度の斜面に、まるで段々畑のように家屋が立ち並ぶ。スタジオジブリのスタッフが、アニメ制作の取材に立ち寄ったこともあるとか。

■ラピュタの道(熊本県阿蘇市)
「ラピュタは本当にあったんだ!」という名台詞が飛び出てきそうな、雲海を切り裂くように走る一筋の道。場所は阿蘇の外輪山を走る、日本百名道にも選ばれた「阿蘇ミルクロード」から分岐したあたり。観光マップの表紙を飾ったこともあり、その美しさが口コミで広がるうちに、自然とその名で呼ばれるようになった。

■ジェットコースターの路(北海道上富良野町)
かつては“プロバンスの路”の名で呼び親しまれていたが、2001年に町内の絶景スポットを「かみふらの八景」として紹介するにあたり、一般から名称を公募。「ジェットコースターの路」と名付けられ、ガイド本などに取り上げられると、一躍人気スポットになった。正式名称は「西11線」。全長2.5kmの道が一直線に続き、それが急降下した後に、一気に急上昇する。十勝岳連峰を見渡す景色も併せて楽しみたい。

人気の背景にはキャッチーなネーミングもあり、“一度は見てみたいかも”と思わせるものばかり。次の大型連休には観光ルートに加えてみては?
(丸田鉄平/H14)

  • アップルのノートパソコンに採用された白金青い池。夏には水面が一層青く染まる
    写真:PhotoREX 21 / PIXTA(ピクスタ)
  • 山深い谷に民家や田畑が続く、まさに秘境といった景色。雲海に浮かぶ姿もまた美しい“日本のチロル”
    写真:安ちゃん / PIXTA(ピクスタ)
  • タイミングが合えば、阿蘇山の噴火とラピュタの路を同時に見ることもできる
    写真:灼絃 / PIXTA(ピクスタ)
  • 2005年放映のテレビドラマ『優しい時間』のロケ地にもなったジェットコースターの路
    写真:ばりろく / PIXTA(ピクスタ)

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