40代のアク抜きダイエットテク

思春期とはまったく違う! 中年ニキビのケア方法

2016.02.09 TUE


ニキビといえば思春期の悩みというイメージが強いが、実は40歳を超えてからニキビが増えはじめる男性は意外と多い。10代場合とは異なり、ストレスや食生活の偏りなどの生活の乱れが影響する中年ニキビは、肌の老化にも影響を及ぼすというから注意したいところだ。40男を悩ませる中年ニキビの治療法について東京警察病院形成外科医師・澤田彰史さんに詳しく聞いた。

■■今回のアドバイザー
東京警察病院
形成外科医師
澤田彰史さん

東京警察病院・形成外科を中心にさまざまな医療機関に従事するほか、アンチエイジングの専門医として、テレビ・ラジオや雑誌などでも活躍。著書に『ほうれい線は消せる!』(PHP研究所)、『はじめてのアンチエイジング』(総合法令出版)など。また “賢くむだなく、シンプル・アンチエイジング”をテーマに、ドクターズコスメやドクターズサプリの企画開発を行なうネット直販専門会社『ARGON Co.Ltd』の顧問相談役も務める。

■生活の乱れが引き起こす中年ニキビ

澤田さん「思春期ニキビと中年ニキビの大きな違いは、ニキビができる部位です。思春期にはおでこから頬、コメカミなど顔全体に発生しますが、中年になると顔の下半分、とくに口まわりやアゴなど髭が生える部分にニキビができます。放置しておくと、シミになったり毛穴の開きの原因となります。そんな中年ニキビが発生する原因は4つ。ストレス、紫外線、睡眠不足と食生活の乱れです。40代でニキビができるということは、スキンケアが間違っているか、この4つのうちいずれかに問題がある可能性が高いです」

■改善のカギは生活習慣の見直し

澤田さん「ニキビの原因となる生活習慣を改善し、ニキビ予防を意識することが大切です。ストレスによるホルモンバランスの崩壊は、皮脂の分泌を増やして毛穴が詰まってしまうことも。40代男性には難しいとは思いますが、上手にストレスを回避・解消をしてください。

同じように、皮脂の分泌を増加させる紫外線の対策は季節や天気を問わずおこなうべき。車の運転やゴルフをしている方は日焼け止めやサングラスを利用して、徹底的にUVケアをしましょう。また、睡眠不足は肌の新陳代謝を妨げます。肌の新陳代謝を促す“成長ホルモン”を分泌させるためにも、12時前の就寝は必須です。

肌を老化させる食生活の乱れは、ビタミンCなどの抗酸化成分の豊富なトマトなどの野菜を食べて改善できます。そのほか、食物繊維が豊富な納豆・山芋などのネバネバ類、ワカメやひじきなどの海藻類も腸内環境を整えます。『腸が汚いと、肌が汚い。腸がきれいならば肌も自然ときれいになってくる』ということを頭に叩き込んでください」

■肌を清潔に保つことが先決

澤田さん「実際にニキビができた場合には、まず洗顔をしてください。肌を清潔に保つことはニキビ治療の土台となります。洗顔料はニキビを刺激しない低刺激なものを選び、泡立てネットでしっかり泡立ててやさしく顔を洗いましょう。ゴシゴシ洗いは皮膚を傷つけ、ニキビや肌トラブルの原因になります。すすぎやタオルのふき取りもやさしくおこなってください。

洗顔後、化粧水や乳液でしっかり保湿しましょう。肌の乾燥は皮脂が過剰に分泌されてニキビができるだけでなく、肌の新陳代謝を妨げます。

それでもよくならない場合は、皮膚科や美容皮膚科の受診がおすすめです。市販の薬よりも保険適応で処方されたニキビ治療用の塗り薬や飲み薬のほうが早く完治する可能性が高いです。症状の重さによって、古い角質を溶かして肌の再生を促す『ピーリング治療』や美容クリニックが扱っている『ドクターズコスメ』の使用も効果的なので、専門医とよく相談してください。以前までドクターズコスメやピーリング用のソープは非常に高価で、美容クリニックでしか買えませんでしたが、最近はネットでも手軽に購入できるようになり、アンチエイジング目的で利用する人も増えてきました」

■最後にアドバイザーからひと言

「40代のニキビは生活の乱れを表す体の内側からのサインでもあり、肌のサビつきを進行させ、見た目の老化の大きな原因となります。皮脂よごれや紫外線のダメージのみならず、体の“内側からの老化”が、外見に現れると言っても過言ではありません。そのため、スキンケアという“外側からのケア”はもちろん、食生活や睡眠など “体の内側”のケアも、ニキビの予防だけでなく見た目のアンチエイジングのためにもとても大切なことです」

記事提供 / 素晴らしきオトナたちへ。モテるオトナの悦びを。[editeur エディトゥール]

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