筋肉をほぐすのか、リンパを流すのか…目的で変わる!

顔マッサージで力を入れてはダメ?

2016.02.24 WED

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「クレンジングの際にセルフマッサージをおこなう人がいますが、時間をかけすぎると界面活性剤が肌に入り込んでしまい、肌に悪いので要注意」と高瀬先生 画像提供/liza5450 / PIXTA(ピクスタ)
先日、顔のマッサージをしてもらったときのこと。サロンの方が「顔にもコリがありますね~」と言いながら、指先で私の顔をぐりぐりとマッサージ…。心地よさのなかで思ったのは「『顔をマッサージするとき、力を入れてはいけない』と聞いたことがあるけど、あれは嘘だったの?」ということ。美容皮膚科・ウォブクリニック中目黒の高瀬聡子先生、教えてください!

「嘘ではありませんよ。肌は摩擦を起こさないことが大前提です。力を入れて肌をマッサージすると、皮下の真皮にあるコラーゲンが破壊されてしまいます。コラーゲンは肌の弾力やハリを左右する大切な組織ですが、破壊された方向に再生する性質を持っています。そのため、たとえば上から下に向けて力強くマッサージを続けると、コラーゲンが下方向に再生され、たるみやシワが増してしまうのです」

やはり真実でしたか! では、あのサロンでおこなわれた施術はよくないものだったのでしょうか?

「そうとも限りません。よく混同されるのですが、それが『コリを解消するマッサージ』なのか、それとも『リンパの流れをよくするマッサージ』なのかにより、テクニックが変わります。前者は筋肉をほぐすマッサージで、専門的な技術を必要とするもの。適度な力が加わるので、痛気持ちいいからと真似して試す人は多いのですが、素人が見よう見まねでやらないほうがいいと思います。後者は優しくなでる程度なので、自分でおこなうことも可能ですが、そのときは指を肌に直角に当てることが基本です」

ということは、私がやってもらったのは前者だったのですね! 顔のコリを解消するためには、皮膚の下の深いところにある筋肉にアプローチするために、指で少々圧をかけてもみほぐす必要があるそう。そのため、顔の筋肉構造を理解している専門家にお任せしたほうがよいと、高瀬先生は言います。

「リンパの流れをよくするマッサージをご自分でおこなうときは、指を滑らせるのではなく、指先を肌に直角に当てて細かくずらしながらタッピングしていきましょう。顔の中央(鼻のライン)から耳に向かって優しくタッピングしていき、顔全体をマッサージし終えたら、耳の手前から首筋に沿ってデコルテまでタッピングし、リンパを流してください」

なお、クリームを塗った状態でおこなうと、適度に滑るので力が強くなりすぎないそう。これからは、顔のむくみが少々気になる程度なら自分で、顔が疲れてコリがあると感じたときはサロンへ行くことにします!

(富永明子)

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