子どもに進んでほしいのはどちら?200人のパパに聞く

「体育会系or文化系」父の理想は…

2016.03.26 SAT

格好いいパパに!オトコの子育て道場


文化系出身のパパからのコメントでは、「社会では体育会系の人間関係が多いため」(39歳)という意見が。社会に出て体育会系の優位を切実に感じた?
「体育会系は就職に有利」なんて言葉はよく聞く話。体力や忍耐力があり、礼儀作法もしっかりしているなど、企業に好まれる要素が培われそうではある。実際、スポーツと縁がない「文化系」の学生時代を送ってきた人のなかには、「体育会系ならもう少し就職もうまくいってたかも…」なんて思っている人もいるかもしれない。ならば、自らの経験をもとに子どもには人生が順調にいくようアドバイスをしてあげたいのでは? …ということで、子を持つ20~30代のパパ200人に、「子どもに進んでほしいのは体育会系か文化系か」を聞いてみた(R25調べ、協力/アイリサーチ)。

1〈子どもに進んでほしい分野はどっち?〉
・「体育会系」派 57.5%
・「文化系」派 42.5%

「体育会系」派が6割弱の支持となったが、「文化系」も4割を超え、なかなかの僅差となった。世のパパたちの多くは体育会系を支持しているが、極端な多数派とはいえないようだ。実は今回の調査、学生時代に「体育会系」だった100人と、「文化系」だった100人に調査している。少し細かく調査を分析していこう。

2.体育会系が専門だったパパ100人に質問。
〈子どもに進んでほしい分野はどっち?〉
・「体育会系」派 81.0%
・「文化系」派 19.0%

3.文化系が専門だったパパ100人に質問
〈子どもに進んでほしい分野はどっち?〉
・「体育会系」派 34.0%
・「文化系」派 66.0%

「体育会系」の人は自分の歩んできた道に自負が強いのか8割が「子どもにも同じ道を」と考えている。一方の「文化系」の人も6割が「子どもも文化系へ」と考え、こちらも多くが人生に後悔がないと考えていることをうかがわせる。では、これらを「体育会系×体育会系」「体育会系×文化系」「文化系×体育会系」「文化系×文化系」の4タイプにわけて、それぞれの考えを聞いてみよう。

●自分「体育会系」×子供「体育会系」派の意見(40.5%)
「知識、技術は社会に出てからも身につくが、精神的な強さは小さい頃からの部活動などで身につくと思うから」(31歳)
「バリバリ働ける大人になってほしいから」(32歳)
「社会人になってから役立つ」(37歳)
「勉強はいつでもできるから。運動は若い時にやろうと思わないと出来ない」(39歳)
「理不尽な上下関係や慣習などを乗り越えられる精神力を鍛えてほしい。社会にでれば、我慢することがどうしても必要なので」(39歳)

●自分「体育会系」×子供「文化系」派の意見(9.5%)
「頭が悪いために困らない生活をしてほしいから」(30歳)
「体育会系は人間関係がめんどくさいので」(33歳)
「体育会系は社会にでてからあまり良い印象が無い」(36歳)
「賢い人になってほしいから」(38歳)
「体育会系は結構厳しかったので、できるだけ伸び伸びと育ってほしいです」(39歳)

●自分「文化系」×子供「体育会系」派の意見(17%)
「コミュニケーション能力が上がりそうだから」(29歳)
「社会に出ても役立ちそうだから」(32歳)
「根性がつきそうだから」(37歳)
「精神力が無ければ人生の荒波を乗り越えていけない」(37歳)
「就職先が体育会系の方があると思うから」(37歳)
「礼儀や上下関係を学ぶ機会になる」(39歳)

●自分「文化系」×子供「文化系」派の意見(33%)
「体育会系のノリが嫌いだから」(33歳)
「体育会系は選択が狭いイメージ」(35歳)
「体育会系のようなノリではなく、教養を身につけてほしい」(36歳)
「社会に出た時、文化系の方が対外的な対応力がついていると思うから」(37歳)
「将来を考えた時にベストだと思うから」(38歳)
「規律より理性をはぐくんで」(39歳)
「体育会系はあまり頭を使っておらず、精神論でばかり物事を考えるイメージがあるから」(39歳)

“自分と同じ道を…”と考えるパパは多かったが、子どもに自分とは違う道を勧めるパパたちのコメントが印象的。自分にはない特徴や能力に対して、ある種の憧れのような感情を持っていることも見て取れた。「おまえの好きな道にいけばいい…」ではなく、自らの経験を生かしてアドバイスすると、子どもも耳を傾けてくれるのかもしれない。

(小笠原敦)

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