平均取得日数は16.5日…「足りない」の声も多数

先輩パパの実体験! オトコの育休は何日必要だった?

2016.05.01 SUN

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育休を取得しなかった人では、「後悔していない」が69.3%。「毎晩帰宅後に子供の世話、週末は家族でのお出かけなど、めいっぱいやったので」(38歳)といった意見が寄せられた 写真:【Tig.】Tokyo image groups / PIXTA(ピクスタ)
これまで、女性だけが取得する風潮があった「育休」。しかし最近は、男性の育児休暇の義務化を発表する企業もあるなど、新しい“育休の環境”も少しずつ整いつつあるようだ。では、男性はどれくらい休むのが理想なのだろう? 子供がいる30代既婚男性会社員200人に、育休の実態と理想についてアンケート調査を行った。(R25調べ・協力:アイリサーチ)

〈子供が産まれたとき、会社の休みをとった?〉


※育児休暇・有給休暇取得の重複回答アリ
・育児休暇を取得した 13.0%(平均16.5日)
・有給休暇を取得した 35.5%(平均4.4日)
・取得しなかった(できなかった) 57.0%

そもそも育休を取得したかどうかにフォーカスを当てると、「取得しなかった(できなかった)」人が過半数だったものの、1割強は育児休暇を取った経験アリ。有給休暇も合わせると43.0%の人(重複回答は1人としてカウント)が、産後育児のために休みを取ったという結果になった。

しかし、その平均日数は1カ月にも満たないわずかな期間。有給休暇に至っては1週間以下という短さだ。この短期間の育休について、育休取得経験者はどう思っているのだろう? 育休・有休いずれかの休暇を取得した86人に、育休期間への満足度とその理由を聞いてみた。

〈取得した育休の期間に満足している?〉


・満足している 55.8%
・満足していない 44.2%

■【満足している】派の意見
「これ以上休んでも意味はないから」(育休0日・有休1日・30歳)
「長く休むと、職場に迷惑をかけるから」(育休0日・有休2日・36歳)
「十分に家族と一緒に過ごせたので」(育休0日・有休5日・37歳)
「母子が退院するまで休めたおかげで毎日病院にいれた」(育休5日・有休0日・37歳)
「子育てに慣れるためにはいいと思う」(育休10日・有休2日・30歳)
「欲を言えばきりがない。中小企業にしては厚遇と理解している」(育休90日・有休0日・30歳)

■【満足していない】派の意見
「満足に手伝ってあげられなかったから」(育休0日・有休1日・34歳)
「1カ月位は最低欲しい」(育休5日・有休7日・34歳)
「足りなすぎる」(育休8日・有休3日・33歳)
「1カ月程度では、ないよりかはましだけれども、少し足らない」(育休30日・有休0日・39歳)

【満足していない】人からの意見は、どれも「短すぎる」というもので、「休みが長過ぎた」と後悔している人はナシ。満足している人からは、たとえ短い期間であっても産後すぐの慌ただしい時期に育児に参加できたことを喜ぶ声のほか、休みを取らせてくれた会社への感謝の声も多く聞こえてきた。

しかし、女性の育休は1年程度取ることが多いのに比べると、男性の育休が短期間なのは事実。仕事に穴を空けるわけにいかない…という事情を別にすれば、実際に育休を取得した人もしなかった人も、もっと長い期間育休を取りたかったというのが本音なのでは? そこで、理想の育児休暇の期間についても聞いてみると、結果は次のようになった。

〈理想的の「育児休暇」期間は?〉


【平均期間】27.81日
・10日以下 64.0%(128人)
・11日~1カ月 16.0%(32人)
・1カ月以上~半年 20.0%(40人)

【10日以下】
「出産日と退院日、役所関係の手続き日」(3日・36歳)
「産まれたばかりの子供と一緒にいたいから」(5日・37歳)
「1週間くらいあればいろいろ出来るから」(7日・35歳)
「2人目の子供が生まれた時、妻が退院するまでの期間」(10日・37歳)

【11日~1カ月】
「2週間は連続してこどもに接したい」(14日・36歳)
「生まれて1カ月くらいは家の手伝いをしたい」(20日・34歳)
「乳児を外に連れ出すことができる目安だから」(30日・35歳)
「生まれてから退院まで、1週間健診、1か月健診。その間女性は水仕事をしない方が良いので、それを助けるためにも必要」(31日・39歳)

【1カ月以上~半年】
「つきっきりで育児をするのであれば、2カ月くらいは必要」(60日・39歳)
「子供の首がすわって、母親も子育てに慣れるまで」(60日・38歳)
「半年過ぎれば、保育園に預けられるところが多くなるから」(90日・39歳)
「子供が小さくて初めのうちは特に母親だけでは負担が大きいから、その日数くらいは一緒に過ごしたい」(100日・32歳)

過半数は10日以下と控えめだが、「子供と一緒にいたい」という気持ちはもちろん、産後でまだ体力が戻らない妻を労ったり、入院中の上の子の世話、役所での産後の手続きといった用事をしたりするためにも、ある程度まとまった休みがほしいと考える人も多い模様。

これからパパになる予定がある人は、ぜひ参考にしてみて!

(有栖川匠)

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