「父との接し方がわからない」「母の方が好きだから」の声も

若手独身男性 手厚く孝行するのは父、母どっち?

2016.05.05 THU

データで読み解く ぶっちゃけ世論調査 > 世論調査


年1回のペースだと、50歳の父が平均寿命の80歳まで生きたとして会うのはあと30回のみ…。まず実家に帰った時に両親ともに話すところから始めよう 写真:xiangtao / PIXTA(ピクスタ)
これからあと何回親と会う機会があるか、数えたことはあるだろうか? 一人暮らしの人はぜひ計算してほしいのだが、年数回会う程度だと、驚くほど少ないことに気づくはずだ。そんな計算をしながら、思ったことがある――父と母、平等に親孝行できているだろうか? 筆者(アラサー独身)の場合、偏っているような気も…。世の同年代の人はどうなのだろう? そこで、一人暮らしの20~30代独身男性会社員200人に、「父と母への親孝行」についてアンケート調査を行った(R25調べ・協力:アイリサーチ)。

〈父と母、どちらの方に親孝行している?〉


・どちらかといえば父親(母親に対してあまり親孝行していない) 5.5%
・どちらかといえば母親(父親に対してあまり親孝行していない) 24.0%
・どちらにも同じように親孝行している 36.0%
・どちらにも何もしていない 34.5%

親孝行しているにせよ、していないにせよ、“両親には平等に接している”という人は7割に達したが、それを除くと母親の方が圧倒的に優勢。世のお父さんたちには寂しい結果となってしまった。「男はみんなマザコン」なんてことがいわれるが、それは本当かも? 孝行相手が母親の方に偏ってしまう理由も聞いた。

■「母親と比べて父親に、親孝行していない人」の意見



●「母親が好きだから」派
「母親の方が好きだから」(31歳)
「母親の方が身近な話をしやすいから」(36歳)

●「父親が好きじゃない」派
「オヤジを許すことができないから」(26歳)
「エディプスコンプレックスではないが、父親には反感を感じる点がいささかあったから」(27歳)
「父親がお金に汚い」(30歳)
「父親とは考え方が違い、気が合わないので」(35歳)

●「父親との接し方がわからない」派
「父親と話すのは気恥ずかしいから」(28歳)
「気恥ずかしいのと、贈り物などは物欲がない人なので何もあげられていない」(32歳)
「父は昭和の男なので、堅苦しい」(32歳)
「父親との距離感がよくわからない」(38歳)

●「父と接する機会が少ない」派
「母はよく買い物の手伝いや家事手伝いをしているが、父にはなかなかそういった機会が無いから」(28歳)
「父親は仕事で時間が取れないことが多いので、どうしても母親と接する機会のほうが多くなるから」(29歳)
「父親は海外で単身赴任しているため、接する機会が少ないから」(34歳)

「母親の方が好き」もしくは「父親が嫌い」という人も多かったが、「接し方がわからない」とシャイな声も目立つ。また、そもそも「接する機会が少ない」とのコメントも多く、心身ともにも距離が遠いのが原因といえるだろう。

なお、父親より母親に孝行していない人からは次のような回答だった。

■「父親と比べて母親に、親孝行していない人」の意見


「いつも細かいところを指摘されるから」(22歳)
「母親にはあまりプレゼントなどができてない」(23歳)
「怒られてばっかりだったから」(28歳)
「相続などの重たい話しかしないから」(35歳)
「結婚の話をされるから」(36歳)

性差があるからこその意見が並んだ。親がこの世を去る時は必ず訪れる。それぞれ家庭の事情があるにしろ、後悔しないために父母ともに孝行できるようにしておきたいところ。今年は「母の日」だけでなく、「父の日」にもプレゼントを用意するか――と考えた筆者なのだった。
(千川 武)

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