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3人に1人?小学生のケータイ事情

2016.05.27 FRI


パパ・ママ世代では、高校生や大学生になってから、やっとケータイを持ち始めたという人が少なくなかったと思います。しかし現在は、小学生がケータイを持っているのも、さほど珍しいことではありませんよね。その背景には、防犯や緊急連絡などの理由があるのかもしれません。小学生のケータイ事情とネットの影響について調べました。

●ケータイはいつから持たせる?


株式会社ICT総研が2015年1月に行った、「小学生のスマートフォン利用実態調査」(有効回答数:4000)を参考にみていきましょう。

□何年生からケータイを持たせているか

1)小学1年生から(25.9%)
2)小学3年生から(18.3%)
3)小学4年生から(17.9%)
4)小学2年生から(15.4%)
5)小学5年生から(10.8%)
6)小学6年生から(6.2%)
7)小学生になる前から(5.4%)

ちなみに、ケータイを利用していない子どもは67.2%ともっとも多く、従来型のケータイ(以下、ガラケー)の利用者が27.2%、スマートフォン(以下、スマホ)の利用者が5.6%。小学生のおよそ3人に1人が、ケータイを所持しているのだそう。
この結果をみると、小学3年生までに利用を開始した子どもの割合が65.1%。ケータイ利用開始の低年齢化が進んでいることがわかります。

●スマホを持たせる理由は?


おもに利用されるケータイには、従来型のガラケーと、スマホの2種類があります。どちらも連絡手段としては大差ありませんが、近年、普及が加速しているのはスマホでしょう。小学生にスマホを持たせる理由には、以下のようなものが挙げられます。

□スマホを持たせる理由
1)緊急時の連絡手段(75.2%)
2)防犯(30.2%)
3)子どもがスマホを欲しがるから(23.9%)

やはり震災や事故など、緊急事態に備えて持たせるパパ・ママは多いようです。ほかにも、「学習教材など、教育に活用できる」「IT機器に慣れさせることができる」などの、時代を意識した教育目的を理由に挙げる人も散見されました。

●スマホによるネット依存を懸念?


小学生からスマホを持たせると、「子どもがネット依存になるのが心配」という声もありますよね。少し古くなってしまいますが、茨城県教育委員会が2013年に行った「携帯電話・インターネット利用に関する実態調査」によると、小学生がよく利用するインターネットの接続機器は、次の3つ。

□小学生がよく利用するインターネットの接続機器

1)携帯ゲーム機(42.9%)
2)ノートPC(14.2%)
3)スマホ(12.2%)

意外にも、スマホは第3位。携帯ゲーム機が圧倒的に多いようです。また、小学生のうちは家庭で、ネットに関する約束ごとを決めている割合が51.1%と約半数。そのためか、ネット利用が原因で睡眠時間や学習時間に影響した子どもは、それぞれ9%ほど。高校生になると、30%前後まで跳ね上がるので、これを比較すると、小学生の生活リズムへの影響は、あまり大きくないかもしれませんが、少なからず影響を受けている子どももいます。子どもにネットを利用させる際は、約束ごとをしっかり決めたほうがよさそうです。

ケータイを持つことは、年齢にかかわらず、ネット依存やトラブルに巻き込まれてしまう可能性があります。しかし、子どもの防犯や学習ツールとして、有効性が高いのも事実。安全にケータイやネットを利用できる環境を整えてあげることが、親としての責任なのではないでしょうか。
(文・姉崎マリオ/考務店)


記事提供/ママの知りたいが集まる『mamatenna(ママテナ)』

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