40代のアク抜きダイエットテク

効果的な健康管理は「正しい体重のはかり方」から!

2016.06.03 FRI


フィットネスの直後や、フロ上がりに体重計に乗り、出た数値に一喜一憂している40男は多いだろう。しかし、それでは正確な体重を計測できていないかもしれない。計測のタイミングも「朝イチがいい」「いや、夜寝る前だ」と、人によって意見が違い、結局何が正しいのかわからない。そこで、すべてのダイエットと健康管理の基本である「体重計測」の基礎知識を、体重計や体組成計などの大手メーカー株式会社タニタの主任研究員の西澤さんに伺った。

■■今回のアドバイザー
株式会社タニタ 開発部 主任研究員
西澤 美幸さん

株式会社タニタは、世界で初めて乗るだけで計測できる体脂肪計や8電極体組成計を製造・販売するなど常に先進の健康計測機器を提供。また、「はかる」を通して世界の人々の健康づくりのために日々研究し、新しい健康習慣を提案している。

■同じ日でも計測タイミングによって体重は変化する

西澤さん「体重はその日のはかるタイミングによって常に変化しています。朝と夜でも体重は変わってきますし、摂った食事の量や質、さらにお通じの状況にも大きく影響されます。そのため、どのタイミングではかれば正確な体重を計測できるかというよりも、はかる時間やコンディションなどの条件を決め、継続的にはかっていくことが重要なのです」

■体重を正確に計測するには「毎回の条件を揃える」のがポイント

西澤さん「毎日正しく体重を計測するには、時間と食事などの条件を揃えることが必要です。例えば、食事を摂る前と摂った後では、食べたものの量で変わってしまいますので、ある日は食前に、次の日は食後に、といったはかり方では、基準がブレてしまいます。1日の中で時間と条件をそろえやすいタイミングを見つけて、毎日の変化をチェックし、その傾向を見ることが重要です。できれば、食事を摂る前で、さらに排尿後のタイミングがおすすめです。

また、体重計の設置方法も正確に計測するためには重要になってきます。毛足の長い絨毯など柔らかいものの上ではセンサーに悪影響を与えてしまい、正確に計測できない場合があります。フローリングの上などの固くて水平な場所で使用しましょう。また、体重計を使わないときは、できるだけ水平な状態で保管してください。立てかけて保管できる、と明記されている体重計以外は、センサーに支障をきたしてしまうことがあります」

■体重だけでなく、筋肉量や体脂肪率などの「体組成」を計測することが重要

西澤さん「肥満とは、体重の数値が高いことではなく、脂肪が過度についた状態です。なので、筋肉や脂肪がどのぐらいついているかという体組成を計測しなければ真の意味で肥満かどうかはわかりません。体重をはかることは、コンディションの目安にはなりますが、からだの変化としてはとらえきれない場合があります。からだの変化を見るためには、体重だけでなく、体重の中身である体脂肪率や筋肉量などの体組成をチェックすることが重要なのです。

そうして毎日、正確に体重や体組成をはかって記録を取っていくと、自分のからだの変化の傾向やリズムが見えてきます。いつもと同じ生活をしていているのに、リズムに変化が表れていたら、何かのサインかもしれませんので注意してください。

また毎日はかることで、自分のからだへの意識が変わってくるという効果もあります。太りたくないと思っている人が、体重をはかって昨日より少しでも『増えていた』ということに気づくと、エスカレーターではなく階段を使うようになったり、食事もコッテリした肉料理ではなく、ヘルシーな魚料理を選ぶようになったりなど、無意識にその日の『選択が変わる』ことにつながります。逆に『減っていた』ことに気づいて、自分の頑張りの成果を数値で実感してモチベーションがあがることも多いにあるでしょう。そういった変化に気づき、毎日を積み重ねていくことが健康的なからだづくりにつながると考えています」

■最後にアドバイザーからひと言

「毎日の健康管理には体重をはかるだけでなく、体組成計を使うことをおすすめしています!」

記事提供 / 素晴らしきオトナたちへ。モテるオトナの悦びを。[editeur エディトゥール]

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