大阪大学が発表「誕生日は格段ケアが必要」

「誕生日ブルー」で自殺率1.5倍 ネット民から納得の声

2016.06.08 WED

噂のネット事件簿


誕生日を迎えるまでは生き続けよう自殺が減少する「延期」仮説もあるという ※この画像はサイトのスクリーンショットです
6月1日、大阪大学の松林哲也准教授らが、誕生日は他の日より自殺する人数が「1.5倍」多いと発表した。ネットでは、その数値や背景に納得する声とともに悲観的なコメントが相次ぐ事態となっている。

大阪大学の発表によれば、厚生労働省の人口動態調査から、1974年から2014年までの自殺、交通事故死、溺死、窒息死、転落死を原因として死亡した人たち207万人のデータを分析。その結果、死因別に見た場合、誕生日の影響が最も強く見られるのが「自殺」だったという。

また欧米の研究では、記念日に期待した形での祝福が得られなかった場合、孤独感や心的ストレスが増えるため自殺が増加すると考える仮説「誕生日ブルー」が支持されてきたが、文化が異なる日本では、これまで同様の傾向は明らかにされていなかったとのこと。

こうした事実にTwitterでは、

「気持ちはわかる。孤独感、、誰かに気づいてもらいたいわけじゃないけど、自信がなかったり自分の存在価値を考えてしまう日だよね」
「わかる気がする また生きてしまった、こんなに生きてしまった…って誕生日思うもんな」
「わかる気がする。1年前と比べて一切成長してないのに、なんもめでたくねえわってなるもん」
「誕生日の自殺率上昇、何か分かる気がする。
誕生日が近付いてくると、何かちょっと憂鬱になる。
何故生まれてきたのか?何故生きているのか?何故生きなきゃいけないのか?何の為に生まれてきたのか?何の為に生きてるのか?いつまで生きねばならないのか?を、一番考える日。」

と実体験と照らし合わせながら納得する声が相次いだ。一方で

「世の中に希望を持ち過ぎてるんだよ。幸も不幸も無い、平坦な人生を歩めば何事もなく生きていける。ホント何事も無いんだけどね。(生きている意味は考えない)」
「容姿の美醜やらリア充だの勝ち組負け組だの、人を追い込む要素を面白おかしく垂れ流す風潮がいかんのじゃない?」

と社会背景を引き合いに出して、誕生日に自分を追い込んでしまう要因を独自に分析する声もあった。

この調査結果から、松林准教授らは、自殺リスクの高い人が誕生日を迎える際には、医療関係者や家族・友人が格段の注意を払ったり、普段以上のサポートを提供したりする必要があることを呼びかけている。

(山中一生)

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