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早熟すぎる子どもは”思春期早発症”の疑いアリ?

2016.06.13 MON


最近の子どもは、発育が早いという意見もありますが、あまりにも早熟な場合、「思春期早発症」という病気かもしれません。思春期早発症とはいったい?

●思春期早発症とは?

まず、思春期は、男の子は男の子らしい、女の子は女の子らしい体に変わっていく時期のこと。生殖機能を獲得し、いずれは成長が止まります。思春期には、「二次性徴」と、思春期のスパートと呼ばれる「急激な成長速度の亢進」という2つの特徴が見られます。

思春期早発症の場合、年齢が適さないうちに性ホルモンが分泌され、「二次性徴」と「思春期のスパート」が起きてしまう。男の子よりも、女の子のほうが、およそ3~5倍多く発症してしまう傾向があるそう。

●思春期早発症の3つの問題点

「成長が早いのは、悪いことではない」と考えるパパ・ママは少なくないでしょう。しかし、思春期早発症には、問題点が3つ。その3つの問題点を、以下にまとめました。

□思春期早発症の問題点
1)心理的なストレス
成長が早いと、周りの子どもたちとは、違う体つきになります。たとえば、胸が大きくなる、毛が生えてくるなどの特徴は、子どもにとっては違和感になってしまうことも。その違和感にとまどい、ストレスを抱え込むことがあるそうです。

2)低身長になる
一時的には背が伸びますが、骨の成熟が早まってしまい、一般的な子どもよりも早い段階で、骨端線という骨が成長するところが閉鎖してしまいます。これが原因で、低身長になってしまうことがあるそうです。

3)脳腫瘍(のうしゅよう)が原因の場合もある
思春期早発症は、脳腫瘍が原因になることもあるそう。発見や治療が遅くなればなるほど、命の危険にかかわることも。「もしかしたら…」と思ったら、念のため受診してみることをオススメします。

●思春期早発症のサインは?

当然、「どこからが早熟なの?」という疑問もあるでしょう。男女別に、思春期早発症の特徴をみていきましょう。

□男の子の場合
・9歳までに精巣(睾丸)が発達(9歳半~13歳半が一般的)
・10歳までに陰毛が生える
・11歳までにわき毛やヒゲが生える
・11歳までに声変りをする

□女の子の場合
・7歳半までに乳房がふくらみはじめる
・8歳までに陰毛、わき毛が生える
・10歳半までに生理が始まる(10歳半~14歳が一般的)

思春期早発症の子どもは、周りに比べて身長が高いことが多いのですが、当然そうでないこともあるそうなので、子どもに上記の特徴が見られたら、受診したほうがよさそう。とある男の子の場合、たった6歳で陰毛が生えてきたなんてこともあるそうです。

このように、成長が早いということは嬉しい半面、危険なケースもあります。「早すぎるかも?」と心当たりがあるなら、念のため病院に行ってみたほうがいいかもしれません。
(文・明日陽樹/考務店)


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