ビタミンB2、無水カフェイン、フルスルチアミン塩酸塩…

栄養ドリンクの“中身”どんなイイものが?

2016.08.15 MON


夏バテ対策における強い味方になってくれる「栄養ドリンク」。せっかく買うなら入っている成分・栄養素のことをしっかりと知っておくのがよいのでは?
写真/PIXTA
夏も後半に入り、ますます夏バテの疲れもたまる一方…。気温もそうだが、やはり夏バテのシーズン本番といえば、8月以降。

そんな中、ビジネスマンの大きな助けとなってくれるのが、栄養ドリンク。実際に疲れを感じた際に取り入れている人も多いのでは? そこで今回は、重要なことなのに意外と見過ごしがちな、栄養ドリンクに入っている成分についてチェック!「アリナミンV」をピックアップし、ビンのラベルに書かれている成分について、管理栄養士・料理研究家の五十嵐ゆかりさんに食品中の栄養素としての観点から解説してもらった。


こちらが「アリナミンV」の成分一覧。フルスルチアミン、リボフラビン…などなど、それらの役割について考えたこと、なかったかも…。
では、ラベルに書かれている上から順に。まずは「フルスルチアミン塩酸塩(ビタミンB1誘導体)」のことを知る前に「ビタミンB1」のことを教えてください。

「『ビタミンB1』は糖質(炭水化物)をエネルギーに変える役割があります。糖質だけを取り入れても、ビタミンB1とともに摂取しなければ効率的にエネルギーに変換されず、それがだるさの原因にも…。また、ビタミンB1は食材を水洗いしたり加熱したりする際に失われやすい上に、体内に蓄積されにくいので、こまめに摂る必要があります。一定量以上摂取しても、体外に排泄されてしまうのです」

なるほど、エネルギーを得る上では重要な成分なんですね(知らなかった)。では続いて、「ビタミンB2」「ビタミンB6」は?

「『ビタミンB2』は、三大栄養素の糖質・脂質・たんぱく質を分解し、効率よくエネルギーに変えるサポートをしてくれる栄養素。特に脂質の分解に関与しています。また『ビタミンB6』は、たんぱく質の代謝を促す働きをもち、髪や皮膚の健康維持に役立つといわれています。また脂質の代謝を助けます」

やはり、重要なものばかりなんですね。では残りもお願いします!

「はい。まず『ニコチン酸アミド』は様々な酸化還元反応をサポートする補酵素として働き、皮膚や粘膜を正常に保つ働きがあります。『L-アスパラギン酸ナトリウム』は、電解質を細胞内に取り込みやすくする働きがあるほか、エネルギー代謝にも使われます。最後に『無水カフェイン』は、大脳皮質のあらゆる部分を興奮させる働きがあるといわれているので、眠気や疲労感などを軽減する働きが期待できます」

このように、栄養ドリンクには疲れケアのための栄養素がいろいろ詰まっていることがわかった。これならきっと、夏バテ対策として役立つはずだ!

そして、今回チェックした栄養ドリンク「アリナミンV」の大きな特徴が、配合されている「フルスルチアミン」という成分。僕らのカラダのエネルギー源となる糖質の代謝に深く関与する「ビタミンB1」は、一度にカラダに吸収できる量に限りがあり蓄積もされにくいため、どうしても現代人は不足しがち。そこでビタミンB1をカラダに吸収されやすいカタチにしたのが、ビタミンB1誘導体「フルスルチアミン」だ。ビタミンB1が効率よく働いて、疲れに優れた効果を発揮する。さらに「指定医薬部外品」ゆえに、ビンのラベルには肉体疲労時の栄養補給、滋養強壮といった効能がしっかりと明記されている。疲れたとき、不足しがちなビタミンB1を補給するにはピッタリな栄養ドリンクといえるだろう。
  • 「アリナミンV」にはフルスルチアミンのほか、疲れケアのためのビタミンB2やB6などの成分を配合。体が疲れているけれど、もうひとがんばりしたい! というときなどによく効きます。ほどよい苦味に甘味と酸味を加えたミニドリンク剤。肉体疲労時の栄養補給、滋養強壮に。
    武田薬品工業株式会社
    〈指定医薬部外品〉

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