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子どもを愛せないママたちの特徴

2016.08.17 WED


「自分の子どもが愛せない」と悩むママたちがいる。女性と子どものための相談機関・フェリアンの窪田容子さんに話を聞いた。
「一時的な感情でなく『子どもが愛せない』というママがいます。ママ自身が何より悲しく、苦しまれていることと思います。こんなママたちの背景に次のような要因が関係していることがあります」(窪田さん 以下同)

□重いつわりや難産、マタニティブルーや産後うつに苦しんだ。メンタルヘルスの問題がある
□望まない妊娠で、仕事などやりたかった道の断念を余儀なくされた
□まとまった時間を寝てくれない、ずっと抱っこしていないと泣くなど、子どもが育てにくい個性をもっている
□義両親や夫、地域から孤立していて、身近に味方がいないと感じる
□自分自身が幼少期に愛されずに育った
□自分自身のことがどうしても好きになれない
□関係がうまくいっていない夫や義両親、実両親と、子どもが似ていると感じる
□よいママでありたい、ダメなママだと思われたくないと常に思う

「子育ては、自らの子ども時代をなぞるといわれています。例えば、泣いている子どもを見て、抑え込んできた子ども時代の悲しみが刺激されたり、思いきり自己主張をする子どもに『自分は我慢してきたのに、ワガママをいうなんて許せない』と感じてしまったりすることも」

息子はかわいいのに、娘はかわいくないというケースもよく聞かれる。これは同性である娘に、自分を投影しやすいからなのだとか。

●愛せないことに悩んでいる時点で、子どもを気にかけ大事に思っている

親から愛情をもらうことができなかったら、子どもにはどんな影響があるのか。

「子どもが愛情を得られないと、不安が高い、感情のコントロールがうまくできない、自尊心が低く自分を大切に思えない、対人関係がうまくいかないなどの影響がでてしまう可能性があります」

「自分の愛情不足のせいで、子どもの成長に影響が出てしまう」と悩んでしまいそうだが、「愛せない」という自覚や問題意識を持つこと自体が、子どもを気にかけ、大切に思っている証拠だともいえる。

「子どもが愛せなくて苦しい」「虐待かもしれない」と感じたら、気軽に地域の子育て支援センターや、保健センター、児童相談所などにも相談するといい。誰かを頼ることは、あなたの弱さではない。困ったときに人に頼る力があるという、あなたの強さでもある。
(北東由宇+ノオト)


記事提供/ママの知りたいが集まる『mamatenna(ママテナ)』

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