ハッピー冷蔵庫アドバイザー直伝!

リバウンドしない冷蔵庫整理術

2016.08.31 WED


毎日使う冷蔵庫、きちんと整理されていますか? 育児や仕事で忙しい毎日を送っていると、何が入っているか分からなくなって、つい食材を腐らせてしまったり、買い過ぎてしまったりすることもあるのではないでしょうか。
「冷蔵庫は生活の土台」と話すのはハッピー冷蔵庫アドバイザーの大野多恵子さん。冷蔵庫が整理されると、探す時間が減ったり、買い過ぎや無駄を防いでお金の節約ができます。また、心に余裕が生まれるのでイライラがなくなったりして、生活がハッピーになるんです。たかが冷蔵庫と侮ることなかれ。大野さんに整理のポイントを伺いました。


冷蔵庫の大片づけでアウトな「ゴミ食材」をチェック!


片づけが苦手だったことから整理収納の勉強を始めた大野さんは、数年前より「冷蔵庫」に注目するようになりました。
「冷蔵庫は他の場所とはちょっと違う特殊な面があります。冷蔵庫に入れる食材には必ず期限があるため、洋服や思い出の品のように判断に迷うことがなく、取捨選択の判断がしやすい。そのため、整理整頓のスタートに向いています。
一方で、他のものは『おうち=収納場所』を決めて整理ができますが、冷蔵庫は仮住まい。長くとどまることがないので『ホテル』のようなもの。だから、『入れて出す』という流れを作ることが大切なんです」

まずは、今の冷蔵庫の状況をチェックするために、「大片づけ」をしてみましょう。冷凍庫、冷蔵庫、野菜室とそれぞれ中に入っているものを「全出し」します。食材は出しながら、「美味(期限内)」「ゴミ(古くなってしまったもの)」「ギリギリ(期限内だけどあと少し)」の3つに分類します。「美味」の食材は定位置を決めてもとに戻してください。「ギリギリ」の食材は忘れないよう、冷蔵庫の手前にしまいましょう。
そして、大事なのは「ゴミ」の食材。なぜ古くなるまで残してしまったのか、じーっと見つめて反省会を開いてください。捨てることになった原因があるはず。

・たくさん詰め込み過ぎて何が入っているか分からなくなる
・もらいものを使わずにため込んでしまう
・料理を作りすぎてしまう
・珍しい調味料を買い過ぎてしまう…etc

自分の傾向が分かると、今後注意することができます。


買い物と収納のポイントを押さえて、リバウンドを阻止


大片づけができたら、リバウンドしないよう日々の生活での習慣を作ります。収納や買い物について、いくつかのポイントを紹介します。

・【収納】食材は透明な容器に入れる

食材を保存するトレイや容器は、透明なものを使ってください。何が入っているのかが見えれば、忘れることがなくなります。

・【収納】野菜室、冷凍室は縦置き

引き出し式の収納は、立てて入れることで全体が見渡せるようになります。ネギやゴボウなどの長い野菜は、切ってドアポケットに入れるのも◎。

・【収納】中身は6~7割がベスト、一番見える場所は空けて家族の伝言板に

冷蔵庫の中に空間を作ることで冷気が流れやすくなりますし、見渡せることで食材のロスがなくなります。また、大野さんは一番よく見える棚には食材を収納せず、子どもやパパに「今日はこれを食べてね」と伝えるための伝言板として使っているそうです。まるまる1段空けておけば、鍋ごと、お皿ごと入れることもできます。

・【買い物】「今ある食材」をリストにする

買い物に行くときは、買い物リストの他に、今ある食材リストを持って行きます。特に、早く使いたい野菜、お肉などを書いて行くと、買い物の際にスーパーにある食材と組み合わせて献立を考えやすくなります。


週末ママ友と「余り物パーティ」で食品ロスをカット!


レストランやスーパー、コンビニなど、さまざまな場所から日々出てしまう食品ロス。日本では年間500万~800万トンといわれており、中でも家庭から出るロスが一番多いのだとか。これは単純にお金に換算すると、月に一つの家庭から3000円近くが捨てられている計算になるそうです。
大野さんは仲間たちと一緒に、余り物を持ち寄ってプロのシェフが即興で調理をするパーティを開いています。このパーティ、シェフだけでなく主婦にも応用できそうです。週末はママ友と一緒に家庭の余った食材を持ち寄って料理を作れば、献立を考える手間も省けて一石二鳥!

思いのほか奥が深い冷蔵庫の整理整頓。大野さんからママたちへ温かいメッセージをいただきました。
「冷蔵庫に詰まっている食材は、美味しいもの、栄養のあるものを食べてもらいたいというママから家族への愛情の証です。だからこそ、使わずに捨ててしまうのはもったいないですよね。忙しいママこそ、一度時間を作って大片づけをしてみてください。整理の仕組みさえ作ることができれば、普段の生活がぐっとラクになります。頑張るママたちの生活がよりハッピーになるよう応援しています!」
ぜひ、冷蔵庫から始まるハッピーな生活を手に入れてくださいね。
(文・尾越まり恵)

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