「デジタル遺品」はそのまま捨てるのが故人のため…?

PC・スマホに残ったデータ、遺族はどうすべき?

2016.10.07 FRI

噂のネット事件簿


見られて困るものは保存しなければ良いのだが…
読売新聞が、故人のパソコンやスマートフォンなどに残された情報に悩む遺族の姿を紹介。“デジタル遺品”の扱いをどうすべきかを巡り、ネットで議論となっている。

話題となっているのは、10月4日付の読売新聞に掲載された「『デジタル遺品』生前に整理を」という記事だ。現在、パソコンやスマートフォンなどのデジタル製品が身の回りにあふれているが、それらを残して亡くなった場合、遺族はIDやパスワードが分からず、処分に困るケースが多いという。同記事では、使っていないサービスの利用料を支払っていたり、ネット口座の取り扱いに頭を悩ませたりといった具体例が紹介されている。

金銭が絡むこともあり、遺族にとっては切実な当問題。ツイッターには、

「実際亡くなっているのに、ネット上では生存しているという現象がトラブルの原因にも。死後のSNSアカウントもですが、デジタル遺品も確かに今後の大きな問題の一つですね」
「Dドラの中身はさておき、月々の料金がかかるのとかわかりやすくしといたほうがいいのぅ…」
「そーやって考えるとパスワードがあっちこっちで違うってのも考えものやなあ」

と、自分の死後について“考えさせられた”という意見が次々と寄せられている。

ただ、一方で注目を浴びたのは、記事内で紹介された「故人のパソコンのパスワード解除、データの取り出しなどを行うサービス」だ。遺族が「大事な資料や写真などのデータが入っているのかも」と考え、その中身を確認したいという気持ちは理解できるものの、ツイッターには、

「やめてくれ…。うっかり死ねないな」
「死人に鞭を打つようなことせんでもw」
「自分だったらそっと処分して欲しいな」
「誰も幸せにならないで・・・ 希望なんかないパンドラの箱やで」
「俺に何があってもHDDの中身は見ないでくださいお願いです何でもしますかr(ry)」
「遺言『パソコンを窓から投げ捨てろ』」

といった声が多数。

今後ますます増えるものと見られるデジタル遺品。ネット口座やネットサービスなど、金銭にかかわることは遺族が処理できるように準備しておいた方がいいだろうが、その他のデータに関しては触れられたくない人も少なくないよう。PC・スマートフォン内のデータについては、「見ないで捨てる」ことを第一の選択肢としてもよさそうだ。

(金子則男)

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