40代のアク抜きダイエットテク

秋の高級食材「自然薯」が40男に効く理由

2016.11.03 THU


秋の深まりとともに旬を迎える「自然薯」。古来より滋養強壮に効果があるとされる食材だが、最新の研究では疲労回復だけでなく、成人病や糖尿病予防の効果も期待されるほか、コラーゲン合成作用により美容やダイエットにも最適という完璧食材であることがわかってきたという。自然薯の詳しい話を専門家に聞いた。

■■今回のアドバイザー
自然薯屋
奥山秀仁さん

元々は非農家の会社員だったが、父親に誘われて29歳の時に新規就農。化学農薬や化学肥料を使用せず、出来るだけ肥料もやらずに自然薯栽培を営む。ネット通販サイトも運営し、安心・安全・美味しいをモットーに、静岡県の日本平からこだわりの自然薯を産地直送している。

■山芋、長芋との違いは? あのネバネバの正体と効果は?

奥山さん「“山菜の王様”と呼ばれる自然薯は、長芋や大和芋と並んで、山芋の一種とされています。よく混同されがちですが、山芋とは、芋の品種名でなく総称を指すのです。自然薯の見た目は長芋にそっくりですが、その違いは大きく2つあります。まず、長芋は中国原産の外来種ですが、自然薯は日本原産の在来種です。もうひとつの違いが、粘り気の強さ。長芋など他の山芋類と比べて、自然薯は一番ネバネバしています。この粘りには様々な栄養素が含まれているのです。

例えば、食べた物をすぐに消化吸収してくれるアミラーゼなどの酵素。その他鉄分、カルシウム、リンなどのミネラルやビタミン類も含まれているので、新陳代謝アップ、ダイエット効果、滋養強壮を促進する働きがあります。特に男性は、40代になるとお腹の脂肪が少し気になりはじめ、性ホルモンが減少すると言われているので、効果てきめんです。また、2012年に、富山大和漢医薬学総合研究所の東田千尋准教授らが、ディオスゲニンという含有物がホルモンバランスを整え、アルツハイマー症状の改善やアンチエイジングにも役立つと発表してから、一層自然薯が注目されるようになりました」


■自然薯の効果的な食べ方や調理法は?

奥山さん「自然薯に含まれる酵素などの有用成分は熱に弱いので、生食がおすすめです。すり鉢で擦ってとろろにするのが良いでしょう。その際に自然薯の組織が細かくなるまで、しっかりと擦ってから食べれば、食材の栄養を余すところなくカラダに吸収することができます。

麦飯やマグロの刺身と組み合わせて食べると、より自然薯の味が引き立ちます。また、40代男性は、仕事の付き合いや晩酌などでお酒を飲まれる方も多いと思うので、照焼きや磯辺揚げにして肴にするのもオツです。とろろと清酒を混ぜて塩を少し足し、熱燗にして“とろろ酒”にすれば、これからの季節は風邪対策にもバッチリです」


■選び方、調理時の注意点、保存方法のワンポイントアドバイス

奥山さん「意外かも知れませんが、自然薯は細くて小さいサイズの方が香り、粘り、味の濃厚さが際立っていて美味しいんです。約450グラムがベストなサイズですね。食べ過ぎても特に問題ないですが、山芋類がアレルギーの人は控えてください。アレルギー持ちでなくても、擦る時に手が痒くなることがありますが、これはシュウ酸カルシウムが皮膚を刺激するからです。食酢やレモン汁で手を軽く洗い流せば、痒みはおさまります。

保存の仕方は、暖かいところに置いておくとアクが強くなってしまうので、冷蔵庫に入れて乾燥しないようにするのがポイントです」


■最後にアドバイザーからひと言

「食べておいしく、機能性もバッチリで、体に大変良いとされている自然薯。日本固有の山芋を食べてみてください」

記事提供 / 素晴らしきオトナたちへ。モテるオトナの悦びを。[editeur エディトゥール]

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