「実際あると怖い話」「1mmも笑えない」…

レーザー手術中「おなら」で大やけど?ネットに衝撃走る

2016.11.01 TUE

噂のネット事件簿

「おならにはメタンガスと酸素と水素が含まれてるんで、発火もありえる・・」と指摘する声もあった ※この画像はサイトのスクリーンショットです
東京医科大学病院で今年4月、レーザー手術中に出火し女性患者が大やけどをした事故について、同病院は10月28日、原因は患者の腸内ガス(おなら)による可能性が高いと公表した。ネットでは、衝撃とともに恐怖が広がっている。

10月29日『朝日新聞デジタル』が報じたところによると、事故は、レーザーを使って女性患者の子宮頸部を手術していた最中に起こり、患者は腰回りや足の広範囲におよぶやけどを負った。事故を受けて、同病院が設置した外部調査委員会が、検証実験の結果を報告書にまとめたという。

報告書によれば、出火原因として考えられるのは「可燃性の腸内ガス(おなら;メタンガス、水素など可燃性ガスが含まれる)」で、「ある限られた条件下のもとレーザー照射されることにより着火し、最終的に小ドレープ(患者の臀部の下に敷いていた布)への着火に結び付いた」と判断。この手術で使われたレーザー手術器でこのような事例の報告は国内外ともに認められず、「極めてまれな事例」だと報告した。Twitterでは、

「あれま、こんな事もあるのね・・・」
「ギャグみたいな話ではあるが…。実際あると怖い話だよな。麻酔で眠って起きたら自分の腸内ガスに引火したって理由で大やけどしてんだぜ…」
「不謹慎だけど笑ったってつぶやきを結構目にしたけど、怖いのと驚きを憶えたのみで1mmも笑えない」

と衝撃とともに困惑しているユーザーの様子が窺えるほか、

「腸にメス入れる手術では無さそうなのに…腸内ガス?? あの布は普通に燃えるのか…怖いな…、釈然としない事故だけど患者さんがいたたまれなすぎる」
「患者さんかわいそう…臓器とか患部じゃなかったのがまだ救いだけどいたたまれない」
「手術だけでも災難なのに火傷してさらにおならのせいって発表されるなんてもう気の毒でならない」

と患者を不憫に思う声も多くあがっている。

病院側は、腸内ガスを含む厳密な再現は不可能などの理由から「最後まで可能性の域を脱することができなかった」としつつも、今後、「腸内ガスへの着火の可能性に対してスポンジを肛門に挿入または、湿らせたガーゼを挿入する」などの安全対策をする必要があると結論付けている。

外部調査委員会の報告書によると、腸内ガスによる爆発事例は、消化器系の外科手術においてはこれまでも多数報告されているよう。 “事実は小説より奇なり”という言葉を地で行くような事故だったが、意外と誰にでも起こる可能性はありそうだ…。
(山中一生)

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