モスバーガーが880円バーガーを新発売!

高級ハンバーガーが1000円を超える日も近い?

2004.09.09 THU

デフレが続く一方で、ひとつぶ1000円近くするチョコレートが飛ぶように売れるなど、おいしければお金に糸目をつけないという人が増えている。お金がなくてぜいたくはできないが、せめておいしいものを食べたい。「プチぜいたく」と呼ばれている、そんな食の高級志向化。その波がついに、ファーストフードの世界にも押し寄せた。ファーストフードといえば“安い”“早い”が代名詞の庶民的な食べ物。“高級”という言葉がふさわしくない存在のはずだ。マクドナルドも、一時59円のハンバーガーを販売するなどデフレ時代を牽引していた。

しかし、モスバーガーがこのたび発売した新バーガー「ニッポンのバーガー 匠味アボカド山葵」の価格は、なんと880円。しかも、セットではなく、単品でこのお値段だ。高額の理由は、徹底的な素材へのこだわりにある。通常、しゃぶしゃぶやステーキに使われるというウデ肉のみを使用したパティ。栄養価の高いアボカド。静岡県有東木を中心とした安倍川水系で栽培された山葵。国産丸大豆と国産小麦を使用した醤油。そして、それら具材を挟み込むバンズは職人の手作り品。すべてが、これまでのハンバーガーの常識を覆す高級品なのだ。新業態の「緑モス」のみで販売。しかも一日限定10食。

そんなモスバーガーが掲げるのは、脱ファーストフード。“安い”“早い”ではなく、“高品質”“高価格”なのだとか。

「97年に新価値宣言と題して、食材の安心と安全を追求しました。今回はレストラン並みの高品質な商品を、ゆったりと落ち着いた快適な空間で、丁寧なサービスで提供いたします。ファーストフードからファストカジュアルへの転換です」(広報)。

これからは、レストランとファーストフードの中間を目指すとのこと。「価格もお客様と一緒に成長していきたいですね」(広報)と、さらなる高級化も示唆。ぼくらのバーガーが1000円の大台を突破する日も近そうですよ。

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