R25世代必読の防災マニュアル

都会で大地震が起こったらあなたは彼女を守れますか?

2005.08.18 THU

ある休日の正午、20歳の「僕」が年下の彼女とデート中に、繁華街でマグニチュード7・3の直下地震に遭遇したら…。

そんな詳細な場面設定をもとに、災害時に大切な人を守るにはどうすべきかを具体的に解説したマニュアル本『彼女を守る51の方法』が話題になっている。

通常は地味に売れるといわれる防災本には珍しく、発売3カ月目にして重版を予定している。首都圏で起こった最大震度5強の地震の直後には品切れが相次いだ。阪神淡路大震災などの被災現場の写真を交えながら臨場感を出し、各シーンごとにあなたの彼女役として、石井めぐるが登場する。本誌の「今週の彼女」コーナーにも登場した、今話題のモデルだ。

防災本って、大陸プレートがどうこうで…などと薀蓄から入るものが多いが、これはグラビア写真集のようなつくり。内容は超実践的で、「携帯電話は、暗闇で灯り代わりになる」などと具体的に役立つノウハウがコンパクトにまとめてある。

監修を務めたのは、防災・危機管理ジャーナリストで、まちづくり計画研究所所長の渡辺 実さん。「世界で最も多く災害現場に足を運んでいる男」といわれる防災の第一人者だ。
「日本は地震の活動期に入りましたから、21世紀の前半には必ず巨大地震が起きます。いま20~30代の皆さんは、人生で少なくとも大地震を2回経験する確率が高い。『防災力』を身につけておかないと大変な目に遭いますよ。地震と闘う主役である若い人たちの手にとってもらえるような防災本をつくらなければと、表紙のデザイン、タイトル、シナリオ、グラビア、すべてにこだわって形にした本なのです」(渡辺さん)

頼みの綱の携帯電話も、バッテリーが切れたら使えない。あなたは彼女の携帯電話の番号を覚えていますか? 基本に帰って、自分自身の防災力をチェックするのにも役立ちそうな一冊だ。

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