食品のノーベル賞? オリンピック?

懐かしのお菓子でよく見かけた“モンドセレクション”って何?

2005.09.08 THU

駄菓子屋で買うのじゃなくて、親がスーパーで買ってくるような(子供からすれば)高価なお菓子の包装に、堂々とプリントされていた金色の勲章。その傍らに添えられた誇らしげな「モンドセレクション受賞」の文字。

見たところ海外のコンテストっぽいのに、バリバリ日本人好みのフレイバーのブルボン『ピッカラ』等が受賞しているあたり、子供心に正直あやしさを禁じえませんでした。はて、モンドセレクションって、いったい何なんでしょうか?

「このコンテストは、1961年に当時のECとベルギー王国経済省が、食品の品質向上を目的に創設したものなんです」とは、『たべっ子どうぶつ』をはじめ、数多くの受賞商品を擁する、株式会社ギンビスの海外事業部・渡辺 旭さんのコメント。「食品のノーベル賞」とも、「食品オリンピック」とも喩えられる当品評会は、食品の品質コンテストとしては世界で最も歴史が古いもの。現在は酒類や飲料品、食料品だけでなく、化粧品や清掃用品といった非食品系にも審査対象が広がっているという。

出品は、参加料を支払うエントリー方式。審査では味だけでなく、原材料、衛生面、包装デザインなど、商品の総合力を問われる。それだけに「品質が均一で、パッケージや印刷も綺麗な日本製品は強い」(ギンビス営業部長・大谷晴彦さん)とのこと。日本人としては、ちょっと嬉しくなっちゃう話じゃないですか。

ちなみに、審査点を基に授与される賞の種類は「銅賞(65点以上)」「銀賞(75点以上)」「金賞(85点以上)」に「特別金賞(95点以上)」の4種類。金賞以上を3年連続して受賞すると「国際優秀品質賞」として讃えられます(グリコ乳業『プッチンプリン』、三立製菓『源氏パイ』など)。

それにしてもモンドセレクションの審査員(おそらく白衣姿)が、『たべっ子どうぶつ』や『プッチンプリン』を真面目な顔して食べたり、点数を審議していたかと思うと、ちょっと可愛いですね。

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