赤と緑でおなじみ

マルちゃんがメキシコで大人気!?本当なのか、探ってきました

2005.11.24 THU

「赤いきつねと緑のたぬき」でおなじみ、カップ麺の「マルちゃん」がメキシコで大人気だという。ニュースソースは米ロサンゼルス・タイムズ紙。しかも一面で報じられたのだ。う~ん、ホントかいな? そこでたまたま、メキシコに出張に行っていた本誌ライター、熊山氏に現地の様子を聞いてみました。

「ホントでしたよ! 地元のスーパーには『マルちゃん』コーナーがあるほどだし、道行くギャルに『お手軽な食品といえば?』と聞いたら、『マルチャン!』って元気よく答えてくれましたよ!」。おおっ、どうやらただの噂話ではなさそう。

なんでもメキシコでは即席麺の消費量が、ここ5年間で5倍にまで膨らんでいるという。なかでもマルちゃんは全体の85%のシェアを占め、ひとり勝ち状態なのだそうだ((社)日本即席食品工業協会調べ)。マルちゃん旋風、確かにメキシコで吹き荒れているようです。…でも、なんで「マルちゃん」が?

「あくまでも私個人の考えですが、メキシコに『マルチャンテ』(市場に行く人の意)という言葉があります。『マルちゃん』はこの響きと似ているので、メキシコ人にはなじみ深いのかもしれません」(日本在住メキシコ人・クリエールさん)

クリエールさんの言葉にも一理あるだろうが、ブームになった大きな理由は、なんといっても低価格だろう。1個あたり4.4ペソ(44円)は、メキシコの伝統料理タコスの半値ほどだ。「安い、簡単、うまい」という理由から、ブルーカラーを中心に広がっており、いまや主食になるほどのの勢い。「豆や米を使うメキシコの伝統料理に取って替わるのではないか?」と、ちょっとした問題にまで発展しているという。

ただ残念なことに、「マルちゃん」がメイド・イン・ジャパンだって知っているメキシコ人は意外と少なく、アメリカ発祥の食べ物だと思っている人が多いそう。母国としては、もっとアピールしてもいい気がするんだけどなー。 

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