音楽聴いてるだけじゃもう古い??

学習ツール化が進む携帯音楽プレーヤーの世界

2006.01.05 THU

流行アイテムというよりは、もはや「持っているのが当然」ぐらいの勢いで普及しまくっている携帯音楽プレーヤー類。

「ていうか、みんなそんなに音楽好きだったのかよ!」と、街中にあふれかえる“ヘッドホン族”にツッコミを入れつつも、なんとなく取り残された気分になっている人って、結構いるのではないだろうか。

だがしかし。一見、無類の音楽好きにみえる巷のヘッドホン族の大半が、実は音楽なんて聴いていなかったら…。なんて、いささかホラーめいた展開にしてしまいましたが、実際の話、最近では音楽以外の目的で携帯音楽プレーヤーを使っている人が増えているんだそうですよ。

「たとえば、アメリカのスタンフォード大学では、音楽配信サービス『iTunes Music Store(iTMS)』を利用し、無料で講義を配信する試みが始まっています。最新のiPodやPSPのように、動画対応の機種も普及し始めており、今後携帯音楽プレーヤーを学習ツールとして利用する動きは、日本国内でもより盛んになるのではないでしょうか」(ヒューマンアカデミー 商品開発・飯塚明正さん)

調べてみれば確かに、最近では携帯音楽プレーヤーで“持ち歩く”ことを前提とした学習教材が、各社より多数発売されている模様。その内容だって、かなり豊富。定番の英会話や中国語といった語学系を筆頭に、女性に人気の各種資格、珍しいところでは鍼灸の専門学校の補助教材など、プレーヤーの普及と比例するように、学習の幅も広がっているのである。先ほどの指摘のとおり、動画対応のプレーヤーが本格的に普及しはじめる今年は、こうした動きがさらに活性化するだろう。

てなわけで。音楽好きと見せかけて、実はガッツリと自分を磨いてる“向上系ヘッドホン族”が急増しそうな2006年。その流れに乗っかるのは…ちょっと大変そうだニャア。

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