寝てる間に呼吸が止まる!?

成人男性で正常者は3分の1?睡眠呼吸障害(SDB)とは?

2006.03.09 THU

ぐぉごぉ~~、ぐ…おぉ………(無呼吸のまま1分経過)…って、いびきをかいてるなーなんて思ってたら、急に呼吸が止まっちゃう人って、たまにいますよね。そういう人は、“睡眠呼吸障害”(SDB)の疑いがあるんです。SDBとは、「睡眠中、1時間に5回以上、呼吸が止まる、あるいは止まりかける」症状のこと。新聞各紙によると、京都大の角谷寛助教授(睡眠科学)らが、大阪府の会社の男性社員約180人を対象にした調査の結果、3分の2がSDBだったと発表した。このSDBになると、窒息状態に近くなり、酸欠を引き起こしたり、ぐっすり眠れなくなり、頭も痛くなる。体中の器官にも影響が出てくるそう。う~ん恐ろしい。しかしSDBに加えて、もっと深刻な症状があるという。

「SDBに眠気などの症状をともなった、“睡眠時無呼吸症候群”(SAS)にかかっている人もかなりいます。これは、寝不足の方と同様に、日中もひどい眠気におそわれたり、ボーっとして、集中力も低くなったりしますね。無治療のSASの人は、正常な方に比べ約2.5倍交通事故を起こしやすいともいわれていて、過去には新幹線の運転士が居眠りしていた事件もありましたね。また、重症で無治療であれば心筋梗塞や、狭心症などの危険が高いとの報告もあります」(睡眠専門医)

あ、あぶないじゃないですか! どうすれば回避できるんですか!?

「必ずしも肥満が原因ではありませんが、まず太らないこと。肥満は気道が細くなりますから。あと、睡眠時は横向きに寝れば気道が確保できます。しかし、重症な方は病院に行くのが一番。『CPAP』という、気道を確保できる機械や、マウスピースでの治療、場合によっては手術となります」

最近、集中力もないし、すごく眠い…というあなた。それは『春眠暁を覚えず』ではなく、SASかも。一人暮らしで、寝てる自分の様子がわからない人は、とくに気をつけましょう。

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