口から飲んで小腸に届く超技術!

カプセル型内視鏡の名前がナゼ「Sayaka」「NORIKA」なの?

2006.04.13 THU

SF映画『ミクロの決死圏』の世界がすぐそこに。現在開発中のカプセル型内視鏡[Sayaka]は、従来のファイバースコープ式内視鏡の痛みやつらさを解消し、未だ謎の多い小腸の撮影も可能とあって医学関係者の関心も高いそう。

最大の特徴は直径9mm、長さ2・3cmのカプセルの2重構造。外筒は腸壁にぴったり接するので、撮影にあたりカプセルをしっかり支えたり、腸のぜんどう運動に乗って進むことができる。内筒の側面にはCCDカメラが設置され、6~8mある腸壁を発光ダイオード(LED)で照らし、回転しながら毎秒30枚のペースで撮影する。

電力は検査の際に着用するベストから電波で供給され、撮影データは受信装置にたまっていく。電池式ではないため、万が一カプセルが体内に残ったとしても有害な物質が流れ出ないので安心だ。データは、はさみで切り開いたような細長い壁面映像として保存され再生時には拡大もできるので、異常な箇所があれば一目瞭然。小腸の平面マップの完成だ。撮影後はトイレに流す使い捨てなので、感染の不安もない。

前バージョンの[NORIKA]は、カメラの設置場所が円筒の突端にあり広角レンズを使用していたため画像に歪みが出てしまったそう。その問題点を解消したのが、昨年12月に発表された[Sayaka]なのだ。

ところで、この超ハイテク品のネーミングが[Sayaka][NORIKA]って…。すごい親しみわくんですけど。

「[NORIKA]は研究室に貼ってあったポスターの女優さんの名前がコードネーム化し、製品名となりました。[Sayaka]は、研究室の女性研究者の名前からとりました。覚えやすく爽やかな印象の名前というコンセプトに合致したので。いずれにせよ、患者さんの精神的負担を軽減できるよう、ネーミングとデザインには優しさを配慮しています」(アールエフ広報 宮地さん)

病気は早期発見が重要らしい。お早めに実用化をお願いしま~す!

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