なんで「乳飲料」って表示されてたりするの?

進化する“缶コーヒー”その知られざる歴史と今

2006.04.13 THU

オサレなカフェーで本日ものんびりくつろぎタイム、なんて余裕のカケラすらない我々の希望のアイテム、それは缶コーヒー。嗚呼、缶コーヒーよありがとう。君がいてくれて本当に助かってます。押忍!

けど考えてみれば、あんまり普通に存在してるんで、実は缶コーヒーのこと、よく知らなかったりしますよね。そもそも缶コーヒーは、内容量100g中の生豆使用量によって、次の3種類に区分されてます。①コーヒー…5g以上 ②コーヒー飲料…2.5g以上5g未満 ③コーヒー入り清涼飲料…1g以上2.5g未満。で、さらに乳固形分3%以上を含む場合は「乳および乳製品の成分規格に関する省令」に基づき〈乳飲料〉となります。ちなみに、同じく100g中の砂糖の量が2.5g以下の場合は〈微糖〉または〈低糖〉、0.5g以下のものを〈無糖〉と表示。ただし、砂糖以外の人工甘味料などを使用した製品なんかも最近はありまして、このへんはなかなか複雑だったりします。

69年に誕生して以来、おもに日本で独自の発展と進化を続けてきたこの缶コーヒー。73年のホット&コールド式自動販売機の登場で爆発的に売れ行きを伸ばし、大手飲料メーカーなども続々と参戦して、現在では清涼飲料全体で見てもシェアは20%近く。スポーツドリンクや緑茶飲料などを抑え、生産量ではトップを独走中です。

というわけで、この巨大市場でシェアを伸ばすべく、いろんなメーカーが独自の製法と味を競い合ってます。たとえばアサヒ飲料の“ワンダ”シリーズ最新作「100年ブラック」は、原材料がコーヒーのみという究極のブラック。こちらは、素材の持つパワーをより引き出す目的で、コーヒー豆同士をこすり合わせ磨き上げる「ナチュラルポリッシュ製法」を採用してます。飲んでみると、なるほど香りと味が立って、すっきりとクリアな印象。いやーすごいところまで進化してますよ、缶コーヒー。今後もお世話になります!

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