果実フレーバーの金字塔

ファンタ、ハイチュウ、ジューC…どうしてグレープ味が人気なの?

2006.05.11 THU

紫色でおなじみのパッケージ。ファンタ、ハイチュウ、果汁グミ、ジューC、マーブルガム…その他もろもろ。これらロングセラーの炭酸飲料&キャンディ菓子には、複数のフルーツ味がラインナップされてますが、実はなかでもグレープ味が一番売れてるって(TOPPAN POSデータより)、みなさんお気づきでしたか?

なにゆえ、いちご、みかん、りんごなどの強豪を差し置いて、ぶどう味なのか。

「果物として、年代・性別を問わず好きな方が多いからでしょう」とお答えいただいたのは、森永製菓・広報IR部の橋詰さん。

確かにストロベリーだと女子に人気が偏りそう。オレンジ、アップルはお菓子じゃなくても果物やジュースが充実してるし。

「グレープ味は適度な甘味と酸味のバランスがよく、お菓子との相性がいいですね。砂糖、水飴などと組み合わせても、素材を損なわず、イメージを崩さず、ぶどう味を表現できます。特に昔からファンタグレープが人気ですから、その影響もあるでしょうね」(カバヤ食品・企画二部の広瀬さん)

面白いことに、世界的にオレンジが人気のファンタは、なぜか日本だけグレープのほうが人気なのだそう。日本人は馴染みのあるみかん味よりも、舶来もののぶどう味がお好き? 『味覚を科学する』の著書もある、味覚センサ研究の第一人者、九州大学の都甲潔教授にお話をうかがうと…。

「オレンジは甘味も酸味も強いですよね。甘味というのは『幸せへの第一歩』を象徴する味なのですが、日本人は豊かになったため、強い甘味はいらなくなった。となると次に求めるのは健康志向、グレープのような淡い甘酸っぱさなんです。あと紫という色もいい。日本でも西洋でも紫は貴重で高貴な色。グレープ味の高級さに一役買っているはずです」

まさにグレープ味は、甘さと酸っぱさと色味の、パーフェクトハーモニー。R25男子としては、そろそろ酸いも甘いも噛みわけたいところですけどね。

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