レトルトカレー160種類を食べ放題してきた

ところで「レトルト」ってどういう意味…?

2006.05.18 THU

今年4月。新宿で「160種類のレトルトカレーが食べ放題」という一風変わったイベントが行われた。主催者はカレーをこよなく愛する男気4人組ユニット、東京カリ~番長。メンバーの一人、水野仁輔氏(31歳)はレトルトカレーのコレクターでもある。そして、数年間かけて集めた1000種類以上のコレクションをこのほど『レトルトカレー★図鑑』という書籍として出版した。

会場であれこれ食べまくった感想は…「いろんな味がある!」。グルメ番組のような繊細な表現ができなくてすみません。とはいえ、水野氏自身もこう言う。

「レトルトカレーは 食べ物 である前に“メディア”。とくに、地域の特産品や様々な企画をアピールするために、大胆な発想や常識を覆すパッケージで挑んでくる中小メーカーの商品が面白いんです」

たしかに、同書に載っている「広島名産かきカレー」(レインボー食品)、「石原プロ名物炊き出しカレー」(マイカルイスト)などからは、味以上に言いたいことがたくさんある感じがひしひしと伝わってくる。

ところで、カレーを食べながらふと思ったのだが「レトルト」ってどういう意味? たまたま会場に来ていたヱスビー食品商品企画・玉屋茂治氏に聞いてみると…。

「レトルト(retort)とは、もともと食品を気密性のある容器に詰めたのちに高温高圧で殺菌する釜のことなんです」

アメリカでは40年ごろからレトルトパウチ食品の研究を開始。日本にも68年にその技術が伝わり、同年、大塚食品がボンカレーを発売した。当のアメリカが市販認可に手間取ったため、これが世界初の市販レトルトカレーになったというわけ。

そんな豆知識を頭に入れつつ、近所のスーパーやコンビニの棚を眺めてほしい。「この本を書き上げてから1カ月間で、すでに20品以上の新商品を購入しています」(水野氏)というほど ホット なレトルトカレー市場。もしかすると、レアな一品を発見できるかもしれない。

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