注意したい“食い合わせ”と“飲み合わせ”

ウナギに梅干しって本当に体に悪いの?

2006.06.29 THU

ウナギに梅干し、天ぷらにスイカ…とくれば、誰もが知っている“食い合わせ”の代表例。昭和っ子ならば誰でも一度は、「ウナギと梅干しを一緒に食べると、胃袋が溶けちゃうぞぉ~」なんて注意を、お年寄りから受けたはず、と思うのだが…。

いったい。この“食い合わせ”って、本当に体に悪いんだろうか? 胃袋が溶けるなんて、さすがにウソくさいもんなぁ。というわけで、“食い合わせ”の元祖である薬膳に詳しい、柯彬先生(コラソン沖縄・副センター長)に、その真偽を伺ったところ、
「中国では聞いたこともない話ですねぇ」

と、実にアッサリとしたお答えが。調べていただいたところ、身体が弱っているときには、ウナギの脂肪分と梅干しの酸味という組み合わせが、消化不良の原因となるケースもあるようだが、医学的には根拠がない言い伝えの一種だろう、とのこと。

とはいえ。こうした“食い合わせ”のすべてが、まったくのデタラメというわけではないらしい。たとえば天ぷらとスイカ、なんて組み合わせは、スイカの水分が胃酸を薄め、天ぷらの脂分の吸収を妨げるため、お腹を壊す原因となるそうだし、薬膳の世界では「柿とお茶(便秘の原因となる)」、「キュウリと果物(キュウリの酵素が、果物に含まれるビタミンCを破壊する)」など、食べてはいけない組み合わせが、常識としていくつも知られているんだとか。

さらに。“食い合わせ”よりも注意したいのが、薬と飲食物の“飲み合わせ”。お茶で薬を飲んではいけないというのは、比較的知られている例だが、他にも、薬の種類によって避けなければいけない飲食物の組み合わせが、いくつもあるという。代表的なものについては、ランキング欄にて紹介するが、要するに薬は水で飲み、飲んだ後しばらくは濃いお茶や、酒を避けるというのが基本。最近は、お医者さんからもらった薬の“飲み合わせ”を教えてくれる情報サイトもあるので、薬を飲むときの参考にするといいかも、ですね。

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