一度始まるとなかなか止まらない…

そう言えばしゃっくりってみんなどうやって止めてるの!?

2006.08.24 THU

「驚かせてもらう」、「息を止める」などしゃっくりの止め方には諸説あります。でもどうしたらピタッと止まるの? 仕事中にしゃっくりが出ると困る職業の方に聞いてみました。まず歌手の小金沢昇司さんから。

「静かに鼻から息を吸うようにしてます。あと昔は父が『鼻をつまんで水を飲め』と言っていましたよ。結構効きますね」

小金沢家の伝統なんですね。それではフジテレビアナウンストレーニング講師の三上彩子さんの場合はどうだったんですか?

「私の場合、本番前は自然と仕事に向かう集中力と緊張感で止まってましたね」

と、みなさんの止め方は様々。ではしゃっくりの研究で有名な医学博士の近藤司先生に、なぜ起こるのかを聞いてみました。

「しゃっくりは何もしなくても出るときには出ます。満腹でも空腹でも出ます。実はその原因は一部しか解明されていないんです。喉の奥に誘発ポイントがあり、そこに連続的な刺激が起きると延髄にあるしゃっくりの中枢に伝わって発生します。よく『横隔膜の痙攣』と言われていますが、これ単独で起こることはなく、同時に声帯閉鎖が起こることでしゃっくりとなるんです。通常はGABAという神経伝達物質がしゃっくりを中枢で抑制しているんですが、これが何らかの理由で抑えきれなくなると発生すると考えられています」

なるほど。じゃあ~、驚かせたり鼻をつまんで水を飲むというのは効くんですか?

「そうですね。呼吸を一時的に止めるのは有効です。私は両指で両耳穴を強く30秒以上押す処置をしていますが、約75%の人は止まりますよ。これは誘発ポイントに刺激を連続的に与えるので止まるのではないでしょうか。ただ何日も続く慢性の人には薬を処方しています」(同氏)

俗に「三日続くと死ぬ」と言うけど、そんなことはないそう。でもその裏には病気が隠れている可能性もあるんだとか(右表参照)。数日間止まらない時はちょっと要注意ですね。 

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