原因は生活習慣病とストレスフルな生活

突然性の心臓病が起きやすい「タイプA」って、どんな性格?

2006.08.31 THU

責任感が強く、几帳面。最小限の時間で多くのことを成し遂げようと常に葛藤し、仕事に対する向上心や自負心、競争心も強く、休むことが苦手」

今、ひょっとして自分のこと?と思った人は要注意! 実はこれ、突然死を起こしやすい〈タイプA〉と呼ばれる典型的な性格・行動パターン。アメリカで行われた研究では、タイプAの逆である“のんびり屋”のタイプBと比べて、タイプAの方が突然死の確率が2.37倍高かったそう。

「突然死の死亡原因のトップは、心筋梗塞や狭心症などの心臓病です。この病気は、動脈硬化が原因となり血管が閉塞することで起こります。タイプAの人は、慢性的にストレスを受けることにより、血管を傷つけ詰まらせる化学物質の分泌がより促進されることが分かっています」(日本心臓財団・副会長 杉本恒明さん)

タイプAは、管理職など人を指導する立場にある人にとっては不可欠な条件であるものも含まれている。もし仮にそんな立場になったら、常に心臓病のリスクを恐れていないといけないのだろうか?

「タイプAはあくまでも性格を2パターンに分類した傾向の1つ。Aが悪くて、Bが良いと一概に言えるものでもありません。ただ、タイプAはストレスに過剰反応する場合があるので、自分はタイプAの傾向が強いなと感じたら、ストレスを上手に解消するよう心がけましょう」(同)

心臓病を防ぐには、高脂血症や高血圧、糖尿病などの生活習慣病に気をつけ、動脈硬化になりやすい素因を減らして全体的な発病のリスクを下げることが肝心だ。

タイプAの治療には、行動療法、リラクゼーション、運動療法、生活指導、カウンセリングなどが行われる。もともと几帳面な性格のため、自分で生活管理ができる人も多く、迅速な回復が期待できるそう。

ストレスフルな現代、上手にストレスともつきあっていきたいものですね。

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