賢人の元祖、あの聖徳太子も食べた!?

日本最古のチーズ、「蘇」は一体どんな味なのか

2006.11.30 THU

話題のテーマパーク「大阪チーズケーキフォレスト」で連日、品切れ状態。ネットで取り寄せたくても10日待ち。ここ最近、「蘇」が乳製品ファンの間で大人気なのだ。…はて、「蘇」とはなんぞや?

蘇は日本最古のチーズのこと。飛鳥時代には年貢として朝廷に納められ、かの聖徳太子も食べていたとか。平安時代の医学書「医心方」によると、蘇は筋力がつき、肌が強くなり、肌や体に潤いを与える働きがあるという。実はこの蘇、家庭でも簡単に作ることができる。今から18年前、飛鳥国立資料館の依頼により、考古学者と古代の文献記録をもとにレシピを再現した奈良県の西井牧場に、その作り方を聞いてみた。

「蘇の作り方は、牛乳を煮詰めて固めるというシンプルなものです。製品化するときには、長時間牛乳を焦げつかないようにし、水分が蒸発した“かたまり”の状態にするのが難しかったですね。とても簡単なので、試しにご自宅で作ってみてはいかがですか?」(西井利易さん)

というわけで早速チャレンジ。2分の牛乳を鍋に入れ、「沸騰しないように弱火で煮る。噴きこぼれそうになったら火を止める。また弱火で煮る」という作業を繰り返すこと7~8時間。牛乳を見つめ、自分を見つめ直す。聖徳太子よ、人はどこから来てどこに行くのか? 答えの出ぬまま牛乳の量だけが減っていき、ついに牛乳2から約200gの蘇を生成!

さて、飛鳥時代のチーズということで「美少女クラブ31」のリーダーである渋谷飛鳥ちゃんに味見してもらいました。飛鳥ちゃんは自他ともに認めるチーズ好き。蘇の味、どうッスか?

「見た目はキャラメル。香りはミルキー。味はサッパリしているのに、後味はクリーミーですね。外は固めで中はねっとり系。すごく美味しいかも!」(渋谷飛鳥さん)

日本最古のチーズをのんびりと作り、ハニーに食べてもらう。そんな休日もたまには悪くないかも!


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