R25世代でも要注意

顔がピクピク痙攣しちゃうのはどうして? 何かのサイン?

2007.01.05 FRI

仕事始め、取引先に年始回り。ピクッ。あれ、なんだろ? ピクッピク。まぶたが勝手に痙攣するぞ。止めようと思えば思うほど、かえってピクピク。何これ。正月早々ヤバいんじゃないの、俺?

「一時的に顔の片側、特に目の周りの筋肉『顔輪筋』がピクつくのは、『一過性の顔面ミオキミア』ですね。疲れやストレスで生じますが、数日で消えるものです」とお話しいただいたのは、東京女子医科大学・神経内科の大澤美貴雄先生。ひと安心ですが。

「ただし、痙攣が数カ月にわたって続いたり、痙攣箇所が目の周りからほかの箇所へと広がっていくような場合には、『片側顔面痙攣』という別の病気の疑いがあります。これは主に血管が顔の神経を圧迫して、異常な信号を顔輪筋に送ってしまう病気です」

その片側顔面痙攣を引き起こす原因のうち、実に9割を占めているのが「動脈の蛇行」。その原因となる運動不足、高脂肪食、飲酒はR25世代にも身に覚えが。

もし片側顔面痙攣だった場合、どのような治療方法があるんでしょうか。

「ひとつは脳外科での手術です。耳の後ろの頭蓋骨を3cmほど開けて、血管をずらし、テフロンの綿を血管と神経の間に挟みます」

ギョエエエエエエエエエエエエエ。

「もうひとつは神経内科でのボツリヌス毒素による治療です。ボツリヌスはもともと細菌兵器として開発された毒素なんですが、神経から信号伝達をブロックする、つまり痙攣をおさめる効果もあるんです。治療では、極めて安全な少量を、痙攣する顔の筋肉に注射していきます」

国内でのボツリヌス施注例はすでに3万件(人)近く。効果は3カ月から約半年。患者負担は3万数千円だとか。

「もちろん顔面痙攣の原因はほかにも、脳腫瘍や動脈瘤の可能性もあるので、治療前には必ずMRIやMRAを撮ります」とも。

顔のピクピクが長引くなら、それは何かのサイン。適切な治療をされた方がよさそうですよ。

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