天候の変化が引き起こす「気象病」に注意!

梅雨時に体調が悪いのにはちゃんと理由があったのだ!

2007.06.14 THU

「雨が降る日は天気が悪い」って諺は当たり前に受け止めても…。「天気が悪い日は体調も悪い」となると途端に「気のせいだよ」なんて精神論で片付けたがる人、まだまだ多いみたい。でも、それって大間違い!

だって、お天気がハッキリしないこの時期に体調を崩す人って多いじゃない。そう、天候と体調には密接な関係があるのです。

その名もズバリ「気象病」。これは気温や湿度、気圧などの大きな変化で引き起こされたり悪化する、とされる病気の総称。体温の変化を一定のリズムに保ち体調を管理する、人間の恒常性(ホメオスタシス)を超えるほど外部環境が変化した際に起こりがちで、重たいものでは心筋梗塞や気管支喘息などが気象病の範ちゅう…なんですが。いわゆる風邪や、気分が憂鬱になるといった症状も、大きく見れば天候の変化が要因となる立派な気象病の一種なんだそうです。

で、ここからが重要。“気象病を引き起こすほど大きな”天候の変化というと、つい台風クラスを想像してしまいがちなのですが、実際には季節の変わり目や梅雨時の天候変化も、気象病の要因となり得るのだとか。森田正光氏率いる気象予報士集団「ウェザーマップ」の増田雅昭氏によれば、

「梅雨時には、曇りや雨でジトジト蒸す日、真夏のように暑い晴天、『梅雨寒』と呼ばれるヒンヤリとした風が吹く肌寒い日、が代わる代わる現れます。このとき起こる気温や湿度の変化により、人間が持つ体調維持のリズムが崩れやすくなるんです。特に、暑さに馴れた後に来る梅雨寒は、風邪を招く要因となりがちですね」

とのこと。ちなみに…

「梅雨にはシトシト降る日が続く『陰性型』と、ザーッと降っては晴れる『陽性型』という2つの傾向があるのですが、今年はその両方の混合型となりそう」

というわけで、なおさらに天候の変化が目まぐるしそうな予感。衣服の着脱で小まめに体温調整をはかるなど、各自十分に注意してくださいね。


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