酒酔い運転で、3年以下の懲役も!?

指導・取り締まり強化中!自転車の交通法規に注意せよ

2007.07.05 THU

「今日はお酒を飲むから車はやめて自転車で…」なんて思ってる人はいませんか? 自転車は、道路交通法(以下、道交法)では車両の一種である軽車両に分類される。つまり自転車でも、酒酔い運転は3年以下の懲役又は50万円以下の罰金が科せられるれっきとした交通違反なのだ。とくに、昨年から各都道府県警が自転車による交通違反の指導・取り締まりを強化、全国で年間268件(そのうち酒酔い運転は26件)が検挙された。しかも自転車の交通違反の罰金は刑事罰で、いきなり前科がつく可能性もあるのだ。

「道交法上は、自転車でも違反を犯したら即検挙することも可能です。そうは言っても、自転車は未成年者なども利用しているため、まず警告票を手渡して指導するケースが多いですね。それでも違反を繰り返すなど悪質な場合、また、具体的な危険がある場合には、検挙することもあります」(警察庁交通企画課・井沢さん)

自転車とはいえ、事故の加害者となれば、被害者への賠償責任が発生する。死亡事故の場合、損害賠償金が1000万円を超えることもある。こうした状況を受け、自転車免許を発行している自治体も出てきた。

「荒川区では、2002年から全国で初めて自転車運転免許証を発行しています。自動車の免許のように、法的拘束力はありませんが、安全な自転車の乗り方や交通ルールを指導しています。よく歩道で歩行者にベルを鳴らす方がいますが、歩行者通行妨害にあたる可能性もあるんですよ」(荒川区交通安全対策係長・山口さん)

自転車は、車道の左側を走るのが原則。自転車及び歩行者専用の標識がある歩道なども走行可能だが、車道寄りを徐行しなければならない。あくまで歩行者優先なのだ。4月に参議院を通過した道交法改正案では、この自転車の通行ルールが厳格化される。施行は公布から1年以内を予定している。

この機会に自転車の交通法規をしっかりと身につけて、交通違反をしないように心掛けたい。


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