人間は25時間サイクルで生きている!?

あなたの体内時計もしかしてズレてないですか?

2007.08.02 THU



イラスト:加藤直美
ふわぁ~よく寝た、って時計を見たらすでに午後3時過ぎ。いくら夏休み中とはいえ、すっかり生活リズムが崩れてしまった…。仕事が始まるまでに何とかしなければ。

こんなとき、どうすればいいだろうか? 『満月が大きく見えるー体内時計が発振する暮らしのリズム』の著者、大阪市立大学の平澤栄次教授に聞いてみた。

「人間はみんな体に時計を持っていて、これが睡眠サイクルなどをコントロールしています。ところがその周期は25時間で、毎朝、太陽の光を浴びることによって脳に信号を送り、地球の24時間周期に針を合わせ直しているんです。だから不規則な生活を送っていると、体内時計は自然の周期と少しずつズレて、時差ボケのような状態に陥ってしまいます」

これはマズイ…。明日からは早起きして、一気に時計の針を巻き戻さなくては!

「いえ、それは一番やっちゃいけないパターンです。夜型の生活が続いた場合、無理やり朝に起きても体内時計の周期は変わらず、針は眠っている時刻を指したまま。そんなことをしても、一日中、頭がぼーっとするだけですよ。1日1時間ずつ早起きし、太陽光を2時間ほど浴びる。これを繰り返せば、1週間で元に戻ります」

いや、休み明けまでもう時間が…。

「それならまず、寝る前に照明のきつい場所に行ったり、テレビを見たりしないことですね。強い光は睡眠に入る時間を遅らせ、体内時計の針を狂わせます。また規則正しい時間に食事と排便をすることでも、リズムをある程度整えることができます。もっともその効果は朝の日光に比べてだいぶ薄くなってしまいますが」

やっぱり地道に戻すのが一番ということか…。ちなみに自分の体内時計の状態を確認するには体温を測ってみるとよい。ベッドに入る時刻になっても日中より体温が下がっていない場合、時計の針がズレている可能性が高いとのこと。いやあ、勉強になりました。


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