IT時代の新常識?

泣く前に知っておきたい落とし物発見サービス最前線

2007.09.13 THU

昨年、警視庁に届けられた都内の落とし物は過去最高の約232万件。増え続ける落とし物のなかには、携帯電話やクレジットカード類といった個人情報保護の対象も多く含まれている。明治時代に制定された現行の遺失物法ではこうした状況に対応しきれないことから、今年12月から改正遺失物法が施行される予定だ。

その一環として、警視庁はWebサイト上で遺失物の問い合わせができる「落とし物問い合わせシステム」の運用をスタートさせた。都内で4日以内に落とした物であれば、日時・場所・品物の特徴を登録しておくと、発見された場合に通知が届く。

一方民間では、アメリカ生まれの落とし物回収サービス「マイブーメラン」が上陸した。利用方法はごく簡単で、シリアルナンバーが記載されたシールを購入し、大切な持ち物に貼り付けるだけ。もし紛失した場合、拾い主がシールに書かれているナンバーを運営会社に連絡してくれれば、回収の手配と拾い主への謝礼を代行してくれるとか。あくまでも拾い主の“善意”に基づいているサービスだが、落とし主と拾い主がお互いの個人情報を知らせあう必要がない点が特長で、年間利用料は1260円。

「小学生から高齢の方まで幅広くご利用いただいていますが、とりわけ個人情報保護対策として企業でのご利用が増えています。会社貸与の携帯電話やノートパソコンなど、社外に携行するIT機器に貼っているケースが多いようです」(ブーメランイット・ジャパン代表取締役の山川徹氏)

ちなみに、個人情報のカタマリである携帯電話・PHSは個人的に紛失したくないアイテムNo.1だが、最近は端末の位置情報を検索し、落とした携帯の所在地を探せるサービスを各キャリアが提供している。単なる紛失なら、回収できる可能性はグッと高まる。サービスの利用には事前登録や設定が必要になるけど、落とし物グセのある人は検討してみては?


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