パセリ、キャベツ、ツマ…

あのレシピの“脇役野菜”の意外な役割とは?

2007.09.20 THU



とんかつに千切りキャベツを添えるスタイルは約100年前に確立したという。大昔からパセリのパ…
パセリよ。俺がランチで頼んだサンドイッチの皿にちょこんと陣取っている、パセリよ。オマエはただの彩り役なのか? そもそも、料理に添えられているパセリは食べるべきものなのか? はっきりしてくれ! この積年の疑問を、フードコーディネーターの近藤優子さんに聞いてみました。

「まず、パセリはギリシャのローマ時代から薬用として料理に使われていたほど、栄養素を豊富に含む野菜です。サンドイッチだけでは偏ってしまう食品数や栄養素をしっかりフォローするだけでなく、実は生ものを殺菌して食中毒を防ぐ役割もあるんです。さらに、食後の口臭予防としての効果も期待できますから、ただの飾りだと思って残すのはもったいないですよ!」

意外!! おなじみのパセリに、こんなにも立派な役割があったとは。もしや、これってオトナの常識!? えーい! この際「とんかつのキャベツ」や「刺身のツマ」の存在意義も教えてください!

「キャベツの千切りも大根のツマも、とんかつや刺身を食べた後に口をリフレッシュさせてくれますよね。それだけではなく、キャベツには消化と吸収を助けて、ビタミンU(キャベジン)により胃もたれを抑える作用もあります。油っぽいとんかつのベストパートナーです。一方、大根のツマは、実は漢字で書くと“妻”なんです。刺身から出る水分を吸収する台としての役割があり、その意味で大根は他の野菜より水分を吸うし、さらに千切りにすることで吸収率が増しています。消化吸収を助ける作用もありますしね。ちなみに、刺身に添えられている大葉には抗酸化作用や解毒作用があります。サンドイッチのパセリと同じ理由で添えられているわけです(笑)」(近藤さん)

いやはや、まさに名脇役。どの野菜も、味や彩りを整えつつ、主役の弱点を陰で補っていたんですね…。それでは最後に問題です。「牛丼の紅しょうが」にはどんな役割があるでしょう? 答えはランキングにて!


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