初めて聞いたときのあのショック…

録音した声と話している声…どっちがホントの自分の声なの?

2007.10.04 THU



あまり聞くことはないが、機械を通した自分の声を聞いた人は大抵ショックを受けている模様。…
先日行われた友人の結婚式。親友の門出の祝いに、仲間内でメッセージビデオを作成して式に臨む。しかし、いざ自分のメッセージを聞いて、ビックリ!

「うわ、俺の声、めちゃめちゃ変だな…」

 認識してた自分の声とのあまりの違いに、式もそっちのけでひとり恥ずかしがる自分。こもった声で聞き取りにくいぞ…まさか、まわりの人にもこんな風に聞こえてるの?

「その声が、普段まわりの方の耳に届いているあなたの声です」と教えてくれたのは、日本音響研究所の鈴木松美所長。

「私たち自身が聞いている自分の声は、骨に伝導し、鼓膜を振動させて耳に届く声であって、口から発した声を聞いてるわけではありません。あなたが声を発した場合、まわりの方には口から発した声が空気中を伝わって耳に届きますが、自分自身には骨伝導のほうが優先されるのです」

仕組みは分かりましたが…残念な事実です。しかも、鼻づまり気味だった印象も…。

「それは、マイクとの距離が関係しているせいかもしれません。声は口腔と鼻腔を通り外に出ますが、出てから12cmくらいのところで両方の声が調和し、普段の自分の声になります。だから、携帯電話やカラオケなど、口とマイクが至近距離の場合、鼻からの声が入っていない、口からの声だけを受け取っている状態になります。実は、この鼻の声の入ってない声が『鼻声』です。言葉の使い方としては逆なんですけどね」

 なるほど。そういう理由だったんですか。

「ただ、自分の声が変に聞こえるといっても、実際は自分の喋り方に対する違和感を感じている場合が多いのです。ほとんどの人が正確な発声を出来てないので、まずはその方法を腹式に変え、大きな口で正確に発声することを心がけてください」

 どうやら、ポイントは話し方の改善にあるようです。機械を通した自分の声を聞いたことのない人! 今のうちに対策しておけば、初めてのときのショックは意外と少ないかも?


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