最近は女性にも人気らしい…

ホッピーの美味しい飲み方を聞いてきた!

2008.02.14 THU



取材協力/尻臼(問:03-3585-2466)  撮影/村山史典
ホッピー。麦芽とホップで作られた炭酸清涼飲料水。通常、焼酎などを割って飲む。飲み口はビールに似ているが、後味はさっぱり。戦後、高嶺の花だったビールの代替品として誕生以来、“下町のオヤジ”を中心に親しまれてきた――。

が、近年は「プリン体ゼロ」と「低カロリー」が注目され、若者や女性にも人気が広がりつつあるという。ミニコミ誌『酒とつまみ』では、中央線各駅で下車してホッピーを飲み継ぐという(文字通り)酔狂な企画を実施。『中央線で行く東京横断ホッピーマラソン』として単行本にまとめた。

「とりあえず、東京~高尾間全32駅すべての周辺にホッピーを出す店があることがわかりました。今も昔も“お酒の得意なオトナたちの飲み物”というイメージですね」(編集発行人・大竹聡さん)

そうなのである。居酒屋で隣の男がホッピーを注文したら「おお…」と思う。「ナカお代わり」なんて言われたら、一晩飲み語りたいと思う(ナカとは焼酎のこと。ホッピーはソトと呼ぶ)。健康志向云々もわかるが、もともとは人生の悲喜を知り尽くしたオトコの酒なのだ。

勢い余って、ホッピーブームの火付け人・ホッピービバレッジ副社長の石渡美奈さん、そして広報担当の前田綾一さんにホッピーの美味しい飲み方を教わってきた。

「ホッピー、焼酎、ジョッキをよーく冷やす“三冷”が基本。飲むときはジョッキにまず焼酎を入れ、そこにホッピーをジョッキの底に当てるぐらいの勢いで注ぐときれいに泡立ちますよ」(石渡さん)

うまい。くいくいイケる。お代わりをするごとに酔いは回り、気づけば旧知の仲のように会話が弾んでいた。

なお、今期のホッピーの売り上げは6年前の3倍、約26億円。うち8割は首都圏で消費されている。「粋でイナセな飲み物として東京の名産品にしたい」という石渡さんの言葉通り、江戸っ子スピリットを受け継ぐ憎いヤツ、なのであった。


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