嫌いじゃないのにやる気がしない…

愛する二人のあいだにセックスレスはなぜ起こる?

2008.02.21 THU



イラスト:かわしま あきこ
出会ったころはやる気マンマンだったのに、近ごろはとんとご無沙汰。彼女に対する愛情を失ったわけじゃない。なのに、なぜだ。俺のリビドーはどこへいってしまったんだ!

いや、リビドーはある。むしろ一人では積極的に慰めている方だ。

セックスレスという言葉は、かなり定着している。日本性科学会の定義では、「特殊な事情が認められないのにも拘わらず、カップルの合意した性交あるいはセクシャル・コンタクトが1カ月以上もなく、その後も長期にわたることが予想される場合」を指すという。たった1カ月でセックスレスなのか。セックスレスは増えているのか。日本性科学会の針間克己氏に話を聞いた。

「統計的に、性的な交渉が1カ月以上ないと、その後も長期にわたる場合が多い。それで、こういう定義になったわけです。今の日本人の年平均セックス回数は45回というデータがあります。戦後まもなくの調査では週1という答えがもっとも多いので、年間でいうと約50回ぐらい。そもそも日本人はセックスに対して淡白なんですよ。セックスレスが増えているかは、日本人の性意識の変化もあり問題化しただけかもしれません。一概に断言はできませんね」

それにしても、パートナーに愛情はあるのに拘わらず、セックスから遠ざかっていく人は少なくないですよね。なぜですか?

「家族的な愛情に変化するというのは、ありえますね。それに、倫理道徳は別として、性的に飽きるのは自然なんです。動物実験でも、同じラットをつがいで飼っていると、だんだんしなくなる。新しいラットを入れると、またしはじめる(笑)」(同)

現実はシビアだ…。対処法はありますか。

「とりあえず、ボディタッチなど形の愛情表現から徐々に入っていき、心と体を近づけていく方法が有効ですね。もちろん合意が前提ですが、行動あるのみです」(同)

パートナーとの関係は人それぞれ。だが、たまにはセックスもしなきゃ…という方は、早めに手を打つべし!


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