疲れ目や眼精疲労が、視力の低下を招く?

PCはやっぱり目に悪い? その予防と対策あれこれ

2007.11.16 FRI


眼精疲労は首の凝りや肩凝りとも直結しているだけに、当然、姿勢とも密接な関係がある。「写真の姿勢はそういった観点からいえば、最悪の姿勢ですね。これを続けると肩こり・腰痛を招きます」(高林さん)
最近、目が重いというか、なんか疲れやすいというか…。それに、仕事で長時間パソコンに向かうようになってから、どうも視力が悪くなった気がするんだよなぁ…。そう感じている人は、僕も含めて意外と多いんじゃないでしょうか。

現に、近頃は視力回復や、目の癒し効果をうたうグッズなんかも多く市販されているし、これってやっぱり、気にしている人がそれだけ多いってことですよね…? そこで、主にパソコンを使用することによる目の疲れや痛み、また肩凝りや頭痛など、「VDT症候群」と呼ばれるパソコン病対策サイト『デジタル保健室』を主宰する高林克枝さんに、そのあたりのお話を伺ってみることに。

「『パソコンの長時間使用による視力低下』というのは、実際に多くの人たちが経験している部分ではあるんですけど、直接の関連性が医学的に解明されているワケではないんです。とはいえ、パソコン作業が長時間に及ぶ場合、モニターを至近距離で凝視し続けることで、無意識に目のレンズ(水晶体)を調節する筋肉を緊張させ続けるので、目に負担となって疲れ目になる。それがさらに進むと、眼精疲労になり、ひいては視力低下に影響する可能性が十分あるんですね」

うーむ…。パソコンを常用する者にとっては穏やかじゃない話です。

では、視力低下を招かないためには、どういった点に気をつければいいのか?

たとえば、僕の場合、目が疲れたら冷たい缶ジュースなんかで瞼を冷やしたりしてるんですが、これがなんともリフレッシュして気持ちいいんですよね~。

「…冷やしたら完全に逆効果です(苦笑)。目は血管が集まっている部分なので、血行をよくしないと老廃物が流れていきません。

ですから、疲れ目対策としては、40℃ぐらいの蒸しタオルで瞼を温めるのが正解です。たとえば花王さんからも、『目を温めることでピント調節機能が回復する結果が出た』というリサーチをもとにつくられた商品が出ています」(同)

今までガンガン冷やしてました…。ほかには、どんな対策をとるべき?

「姿勢の悪さや、作業環境など、注意点はいろいろありますが、最も大切なのは、作業の合間の休憩時間の取り方、癒やしの徹底です。目が疲れたなと感じたら無理して作業を続けずに、ちょっと立ち上がって歩くのもいいし、一度モニターから目を外して、遠くの景色を見たりするのも目の機能回復には効果的でしょう」(同)

それでも、「仕事中はどうしても席から動けなくて…」という人には、パソコン上で2秒ごとに拡大・縮小しながら表示される花や風景の写真を見ることによって、目の機能を取り戻す『目がホリデー』なんてソフトもあるようです。試してみるのもいいかもよ?

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