Webで公開中の「海上自衛隊レシピ」が話題に

海自伝統の「カレー」を護衛艦の中で食べてきた!

2008.02.01 FRI


この日のメニューはポークカレー(サラダ、ヒレカツ、牛乳、リンゴつき)。実は、この海自のカレーこそ、現在、日本の一般家庭で食されているカレーライスのルーツでもあるのだ 撮影/岡崎昌雄
2008年の年明けよりウェブサイトをリニューアルした海上自衛隊が、新企画として開始した「海上自衛隊レシピ」(毎週火曜と金曜に更新)が話題を呼んでいる。

公式サイトを覗いてみると料理のレシピに加えて、どの部隊からの提供によるものかまでが紹介されており、マニアならずとも男心をくすぐられること必至。そもそも、海自といえば、全国的に知られる横須賀海軍カレー(海自のカレーがモデル)に代表されるように、陸海空のなかでも食事のうまさには最も定評アリ、らしい。

そこには何か、海自ならではの特色みたいなものがあるのだろうか? 

「陸上自衛隊や航空自衛隊との(料理の)違いを挙げるなら、海自には給養員と呼ばれる調理専門の隊員がいることですね。航空と陸上は、一般の隊員が当番制で料理をつくっているので。それから、海自では、ほとんどの部隊で毎週金曜はカレーと決まっていますが、決まった曜日に決まったメニューを出すのも、海自だけ。これは洋上の隊員が、長い航海でも曜日の感覚を失わないようにとの工夫なんです」(海上幕僚監部広報担当・近藤さん)

う~む、海だけに深い…。とはいえ、やはり本当にうまいのかどうかを確かめぬワケにはいきません! 僭越(せんえつ)ながらこの私、読者の皆様を代表して、カレーを食べてまいりますっ!(敬礼)

ということで、図々しくもどうせ食べるなら実際に艦の中で…と特別に許可を得て、向かった先は海上自衛隊横須賀地方総監部。港にバカでかい護衛艦が数隻停泊する光景に圧倒されつつ、近藤さんの案内のもと護衛艦「おおなみ」(写真)に乗り込んできました。

場違い感をひしひしと感じつつ、迷路のような艦内をひとしきり案内してもらうなどしたあとに…やってきました、お食事タイム。この日は金曜日ということもあって、もちろんメニューはカレーライス。隊員さんに交じって、いざ実食!

う、うまい。マジでうまいです、このカレー。ところで、素朴な疑問なんですけど、やっぱり海ならではの独自のメニューとかそういうのもあるんでしょうか? 例えば、ウミヘビのなんちゃらとか。

「さすがにそれは…(苦笑)。海外に出航中は、魚や肉などは現地の食材を使いますが、日本でめったに食べないようなものが出ることは基本的にないですね。我々は、一度海に出てしまうと航海しっぱなしですから、食事の時間というのは皆すごく楽しみなんですよ」(同)

そんな数少ない楽しみのひとつだけに、海自の食事は質が高いのかもしれませんね~。

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