死後に汚名を残さないために…

PC遺言ソフト「僕が死んだら…」のウィットとその真価とは?

2008.04.17 THU

まだまだ若い僕らだって、ある日突然、急な事故や病気で死んでしまう可能性はある。残される家族のことを想像すると、心が痛む。遺品を整理しながら、きっと家族は涙を流すだろう。そのときのことを考えると万が一見られかねないPC内のなファイルだけは、死ぬ前に絶対処分しなければ! と常々不安な男子諸兄は、事前にPCへ

遺言を残してみては?

『僕が死んだら』は、ユーザーが不慮の出来事で帰らぬ人となった場合に、PC内の誰にも見せたくないファイルを自動で削除してくれるユニークな遺言ソフトだ。初期設定を済ませると、デスクトップ上に『僕が死んだら』という思わせぶりなアイコンが出現。悲しみに暮れる家族らがアイコンに気づいてダブルクリックすると、ユーザーが生前に用意しておいた遺言メッセージが表示されると同時に、その裏でひっそりとファイルの削除が実行されているという、実に巧妙な仕掛けなのだ。

「以前、友人との会話のなかで『どちらかが急に死んだら、家族に見られる前にお互いのPCからヤバいファイルを削除しあおう』と協定を結んだことがあったんです。でも、よく考えると友達にも見られたくないファイルもある(笑)。そこで、家族を削除のトリガーにすることを考えたのが開発のきっかけです」(開発元のITベンチャー「シーリス」代表の有山圭二さん)

今のご時世、パソコンには個人(的)情報が詰まりまくってますからね。

「親しい友人や恋人に見せていた自分の一面を、両親や家族はまったく知らないということもありますよね。自分の死後、家族にどんな情報を残し、何を残さないかを選択するツールとして、笑いつつ使ってもらえればうれしいです。女性のユーザーからの反響も結構あるんですよ」

僕らに残された最後の課題は、本やDVDといった形あるものをどう処分するか。もしそういう代行ビジネスがあったら、意外とニーズは多い気がします。


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