歩くたびに激しい痛みが…

足の裏にできる憎いヤツウオノメってどうしてできるの?

2008.05.08 THU



イラスト:藤田としお
痛痛痛痛! 足を踏み出すたびに鋭い痛みが足の裏から伝わってきて、苦痛に顔がゆがむ。いわゆるウオノメの話だ。治療中だからといって歩かないわけにはいかないし、一度発症すると、クセになるから質が悪い。悩まされた経験がある人も多いのでは? でも、なぜウオノメはできるの?

「皮膚の一番外側には、角質層と呼ばれる皮膚の層があり、体を守っています。ですが、何らかの原因で、繰り返し一定の部位に外力が加わると、体を守ってくれていた角質が厚く芯のようになって、内側に食い込んでくる場合があります。それがウオノメです。くさび状になった角質が神経を刺激するので、歩くたびに痛むのです」(日本医科大学・皮膚科准教授・三石剛さん)

同じく外的刺激で角質が厚くなる皮膚の異常が、いわゆるタコだが、タコは角質が外側に向かって厚くなったもので、内側に向かって厚くなるのが、ウオノメなのだそう。ちなみにウオノメは、厚い角質の中央に硬い芯ができ、その名の通り魚の目のように見えることから、その名がついているが、専門用語では「鶏眼」という。同じ目でも、医者にはニワトリの目のように見えるらしい。

ウオノメの治療法としては、サルチル酸という角質を柔らかくする作用のある物質が塗ってある薬用パットを患部に貼り、芯の部分だけをメスやハサミで取るのが一般的。ただし、再発しやすいので、予防が大切だという。

「外回りでよく歩くビジネスマンは窮屈な靴や、底が硬い靴を履いていると、ウオノメになりやすいですし、歩き方にクセがある人、扁平足や凹足(扁平足とは反対に土踏まずが異常に高い)の人もなりやすい。だから、柔らかい中敷きを靴に入れるなど、特定の部分に圧力がかかりすぎないように、日ごろからケアしてほしいですね」(同)

ウオノメの激しい痛みは、僕らにとって悩みの種。とくに革靴をよく履く人などは、水虫とともに注意されたし。


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