「腹八分目に医者いらず」とはいいますが…

“腹八分目”って実際にはどのくらいのカロリー!?

2008.07.17 THU

お腹いっぱいたいらげ、あとで大後悔。そんな経験ありませんか? 昔から腹八分目に医者いらずなんていわれるけど食いしん坊のボクらにはなかなか難しいもの。でも、そもそも腹八分目っていったいどのくらいなんだろう?? 神奈川県立保健福祉大学の中村丁次教授に聞きました!

「単純に満腹を十分目として、そこから2割減らした量が腹八分目ですよ。江戸時代の儒学者・貝原益軒の医学書『養生訓』に書かれた『珍美の食に対するとも八九分にして止むべし』という一節が語源だといわれています。もともと人類は、狩猟採集で食料を得ていたので『食べたいだけ食べられる』といった環境で生活していなかった。そのせいか、生理的には飢餓に耐えられても過食には弱く、体の負担にならない腹八分目の量が体にいいと言われるのもうなずけます。栄養学的には肥満解消はもちろん、控えめに食べた方が長寿効果があるという実験結果もあります」

腹八分目って健康につながるんだ~! でも、具体的な腹八分目の量って!?

「カロリーで示すことができますよ。個人差はありますが、成人男性が1日で摂取すべき平均カロリー2000キロカロリーを十分目と考え、そこから2割削った1600キロカロリーが腹八分目。1日3食なら1食530キロカロリーですね」

1食530キロカロリー。そこでさまざまな飲食店のカロリー表示を見てみると、平均1食700~900キロカロリーがほとんどで、中には1食1000キロカロリー以上のものもありました! 外食ばかりだと食べ過ぎてしまいそう。

「それだけ世の中が飽食になっているということでしょう。外食がいけないというわけではありませんが、腹八分目を心がけて自炊してみたり、頼んだ料理を友達とシェアするということもためしてみては?」

おいしいものをたくさん食べたいけど、夏も目の前だし、腹八分を心がけるのもいいかも。


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