一次性と二次性があるらしい

ボクらのアタマを悩ませる頭痛の“タネ”の正体

2008.07.24 THU



イラスト:佐藤広基(REALIZE)
二日酔いに肩こり、仕事のストレスなどR25世代に頭痛のタネは尽きませんよね。ところで頭痛はタネによって、襲ってくる痛みも違うのでしょうか? 頭痛外来のある秋葉原クリニックの大和田潔先生に聞きました。

「頭痛には一次性と二次性があります。一次性頭痛は、頭痛自体が病気。そして、二次性頭痛は脳腫瘍やくも膜下出血、風邪など、頭痛の原因が他にあるものです」

つまり二次性頭痛の場合、病気の結果として頭痛の症状が出ているんですね。では一次性頭痛は、どうして起こるのでしょう?

「種類によって違います。一番つらいのが、目の奥や肩まで痛くなる片頭痛。脳の血管はもともと広がったり縮んだりしますが、広がった血管が縮む時は、セロトニンという物質が作用しています。ところが、頭痛時には一時的にセロトニンが足りなくなり、血管が広がりすぎることで傷や炎症が起こり、痛むのです。特に男性に多いのは、土日に起こる休日頭痛という片頭痛の仲間です。原因のひとつは、リラックスして血管が広がること。また、閉め切ったなかで長く寝ても、頭痛が起りやすくなります。室内の二酸化炭素濃度が上がり、結果的に体内に取り込まれる二酸化炭素の量が増えるからです。これとは別に、ずっと同じ姿勢をとることで老廃物が筋肉にたまり、痛みの原因となるのが緊張型頭痛。一次性頭痛はほかにもありますが(別表参照)、90%は片頭痛か緊張型頭痛のどちらかです」(同)

肩こりなどでなる緊張型頭痛が多いのはわかるけど、片頭痛はなぜ多いのですか?

「片頭痛になる可能性は、もともと誰でも持っているんです。かき氷を一気に食べて、頭がキーンとしたり、気圧が低下した時に頭痛になったりする人も多いですよね。こうした理由で頭痛が起こる人は、将来的に片頭痛になることがあります」(同)

とはいえ、これらの痛みは原因が他にあるので一次性頭痛ではないという。え~っと考えすぎて頭が痛くなってきたけど、じゃあこれは何頭痛?


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