“闘う中年”が急増中!?

33歳以上のボクシング大会「ザ・おやじファイト!」が熱い!

2008.10.31 FRI


健康のため…とジム通いを始めるも、多忙な社会人にとって練習を継続するのはなかなかハード。試合というハッキリとした目的を設置したことが、全国のおやじたちのハートに火をつけたのだ!
格闘技ブームも定着して久しいが、最近ちょっと変わった大会が盛り上がっている。その名も「ザ・おやじファイト!」。文字通り、中高年がボクシングのルールで試合を行う大会だ。

「私はボクシングのプロモーターとして多くのジムに出入りしていますが、一生懸命トレーニングに励む中高年の方をたくさん見かけます。メタボ対策などを目的に入門しながら、ボクシングの面白さに目覚めた人々のために、何か明確な目標を与えてあげたかったというのが大会創設の狙いでした」(大会プロデューサー・瀬端幸男さん)

そうして06年に開催された第1回大会では、「専門誌の片隅に小さな告知が載っただけ」(同)にもかかわらず、実に300件近い問い合わせが殺到、60人を超える出場者が集まった。以降、東京以外の地方都市で開催される機会も設けられ、08年には計13回の大会が企画されるほどに急拡大している。

出場資格は33歳以上のボクシング経験者、もしくは練習生。

「これまでの最高齢選手は68歳(!)。元プロ選手も出場しますから、対戦カードは各選手の年齢やキャリア、過去の実績などを考慮してこちらで決定します」(同)

試合は階級別に行われ、年代・階級ごとにチャンピオンも君臨するというから本格的だ。一方で、スポーツとはいえ殴り合う競技だけに、安全面への配慮は徹底している。

「当日はまず健康診断を行い、血圧150以上の方は出場させません。試合はヘッドギアなどの防具を着けて行われ、レフェリーには早めのストップを心がけるよう指導しています」(同)

なお、出場選手は登録料の代わりに、3万円分のチケットを購入するのがルールだ。選手はそのチケットで家族や同僚などの観戦者を招くから、会場はいつも大盛況。直近の11月2日に開催される大会は、ボクシングの聖地・後楽園ホールで実施されるだけに、1000人以上の集客が見込まれているとか。

「出場者の皆さんから毎回、『こういう場を作ってくれてありがとう』というお礼の言葉をいただいています。少子化で競技人口が減っている今、ボクシング業界への貢献度も非常に高いイベントであると自負しています」(同)

もともとアイデアマンとしてボクシング業界で知られる瀬端氏。今後は地方大会の拡充を目指すほか、成人女子を対象とした「なでしこファイト」も企画中とか。

ボクシングを草野球感覚でみんなで楽しむ――。そんな時代がやってきたのかも!?

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